キルトとお茶と殺人と (文春文庫 タ-8-1)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167527389

みんなの感想まとめ

1930年代のカンザスの田舎町を舞台に、キルト会の女性たちの会話を通じて物語が進展するミステリーです。初めは物語に乗り切れなかった読者も、人物相関図を作成することで一気に引き込まれ、特に第十一章の展開...

感想・レビュー・書評

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  • 『さよならの手口』から読みたくて。1930年代カンザスの田舎町が舞台。キルト会の女達のお喋りで話が進む。はじめは乗れなかったが人物相関図を作ってからは一気読み。十一章は圧巻。中西部の雰囲気と名作ミステリー掛け合わせ楽しい。

  • 若竹七海『さよならの手口』に出てきて読みたくなった。そういえば文春文庫って、海外ミステリの佳作をたくさん出していたなと感慨深く思った。
    大恐慌時代のアメリカの貧しさに驚いた。失業して実家の農家に戻ってきたら、旱魃にまで見舞われる。そんな厳しい状況の中での女の友情、家族の愛情、助け合う人々が爽やか。
    殺人事件の真相は想像がついたとおりだったが、後味悪いことにならなくてよかった。
    主人公の「親友」、華やかに登場したリタの探偵気取りがうざいのと逆に、はじめいけすかないアグネス・Tが実は結構いい人だったりするんだが、そのへんがわざとらしくなく上手い。
    映画とかになってもいい感じ。

  • のどかなお話で、犯人との攻防もなかった。日常生活の中での部分が赤毛のアンのようで面白かった。最後が意外な展開だった

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著者プロフィール

1953年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。翻訳家。訳書にサラマーゴ『白の闇』『だれも死なない日』、P・ハミル『マンハッタンを歩く』、N・スパークス『きみに読む物語』、S・キング『ドラゴンの眼』など。

「2023年 『見ること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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