闇をつかむ男 (文春文庫)

  • 文藝春秋
3.64
  • (4)
  • (9)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167527501

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 犯罪ノンフィクション作家のキンリーは親友の保安官の変死の知らせを受けて故郷へ帰った。そして事件の足跡を辿るうちに奥底にある記憶を思い出す。異常犯罪、回想の殺人、スピーディーな展開にページをめくる手が止まらない。猟奇殺人や幼児虐待のミステリは多くあるが稀代のストーリーテラー、トマスHクックにかかると一味違う。面白いです。

  • 亡くなった友人の追っていたものを受け継ぐ天才的記憶力をもつジャーナリスト。

    謎解きの疾走感は、全体で540ページもあるだけに格別。謎が解けたかと思うところで落としてくれるのもいつも通り。

    「天才的記憶力」であれば、天才科学者とか天才軍師とかと違って作者自身が天才かまたは天才を知っているかにかかわらず、「こんなの天才じゃない!」と言われることもなくストーリーの展開を助けてくれる能力なのでうまいなと思う。

    邦訳の題の付け方もいつもながらセンスがいい。

    これだけ「血の起源」が入り組んでいるなら、主人公とドーラが異母兄妹と言う設定だったらもっと切なくなったと思う。キリスト教国では不謹慎と叩かれるのかもしれないが。

  • はい。作家が外国の方です。未知の世界です。
    海外の物は映画で見た方が早いと思う私です。(全てが映像化するわけではないが)
    和訳は翻訳する方に寄ってだいぶ印象が変わりますから…なかなか手に取れません。
    日本人以外の習慣や考え方が理解できない。知識の無さが浮き彫りに…。
    タイトルが気になります。
    闇をつかむ男。イケメンであってほしい。
    若くてもおっさんでもいい。
    ミステリーでしょうか?
    表紙がずたぼろのドアですね。何を表しているのでしょうか?気になります。

    ――――――

    時間に追われながら読み進めてしまったので、今となればもっと時間に余裕を持ってじっくりと読みたかったと後悔しています。なぜならば、後半に怒濤の如く謎が謎を呼び、次々と明らかになってゆくからです。
    うっかり読み落とすなんてことはしたくない位、小さな事も後で繋がってゆくかもしれないからです。

    裁判シーンが出てくるのですが、慣れ親しい状況ではない上に日本とは違う感じにポカーンとしてしまうかもしれません。しかし私は海外ドラマが好きなので(裁判シーンはドラマの十八番)想像はできました。
    もしかしたら、事前に裁判シーンがじっくり描かれているアメリカのドラマか映画を見ておいて弁護士はこんなこと言ったり、狙ったりするんだ。と踏まえた方が楽しめるかもしれません。

    苦労したのはこの本は人名がたくさん出てくるというところ……。
    ただでさえ外国名が聞き慣れないのに、次から次へと出てきて『これは事件に関係ある人? 関係無い人?』と混乱の極み。(笑)
    地名か人名かわからなくなったことも(笑)

    著者の癖を飲み込むのに時間がかかった気がします。

    さて闇をつかむ男は誰だったのでしょうか?

  • トマス・H ・クックの本は 期待を裏切らず面白い。
    これも謎が段々明らかになって 最後は思いがけない結末。

  • 一気に読める本だがが、通勤で読んでいるので1週間かかった。

全5件中 1 - 5件を表示

トマス・H.クックの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×