- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167528010
作品紹介・あらすじ
死霊、生霊、鬼などが人々の身近で跋扈した平安時代。陰陽師安倍晴明は従四位下ながら天皇の信任は厚い。親友の源博雅と組み、幻術を駆使して挑むこの世ならぬ難事件の数々。
感想・レビュー・書評
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風水で作られた街 京都(平安京)!
鬼門にある比叡山延暦寺。
街には、安倍晴明邸(今は晴明神社)。
風水に基づいて構築されただけに、そういう鬼門を封じる神社多数あり。
上賀茂神社、下鴨神社、貴船神社などなど。
裏鬼門は、石清水八幡宮!
今でも、いっぱい残ってるから、それなりのパワーあるんかな?
時代は、ご存知、平安時代。
まだまだ、魑魅魍魎がウロウロしてると言われてた頃。
確かに、闇も濃いやろうし、人が闇を恐れるのも分かる〜!
でも、こんな時代に生きるのも、少しは憧れるな。でも、コンビニないし、本屋ないし、映画館ないのは何とかならんか…(^◇^;)
晴明と博雅との関係が良いね。
物怪、怪異などを解決していく短編6つ!それなりにはグロい。既にどっかで読んだか観たかしたのもあった。
この時代って、人とかバンバン死んで、ゴロゴロ転がってそう。
身近に、死があるというのは、それだけで自分の事として考えてしまう。それが物怪とか、怪異として認識されるんか…
そういう時代だから、陰陽師なり、仏教なりが栄えたのかもね。時の権力者と共に。
「鬼のみちゆき」
既読な気もするけど、帝も罪つくりやな。髪の毛だけで許されるのも時代かな。
「白比丘尼」
やっぱり、不老不死にはなりたくない!
平安時代の雰囲気を味わせて貰ったわ。
また、こんなん読んだら、あんまり神社仏閣興味ないけど、行っても良いかな?って思ってしまう!
でも、少し、メジャーから外れてるところ。
メジャーどころは、人多くて行って見れんし。
どこにしよかな?
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今週は、あんまり観たいのなかったんで、
Netflixで、映画一位って事で
「ザ・ユニオン」
マーク・ウォールバーグ、ハル・ベリー共演のスパイアクションコメディ!
一般人(マーク・ウォールバーグ)が、短期集中特訓で、スパイになれるか!ってとこが全て!
確かに、ミッションもショボいけど。
先週ぐらいに、「キングスマン」観てんねんで!
その影響もあって、スパイもん観たけど、
もっと!
もっと!
もっと!
ド派手なアクションとか、武器なんかで、バンバンやって欲しかった…( ; ; ) -
陰陽師というタイトルからよくわからん呪文を唱えながら、悪霊と闘う物語を予想していましたが、良い意味で裏切られました。
面白かった。
主人公の安倍晴明と友人の源博雅の掛け合いと季節を感じさせる晴明宅の庭の風情や博雅を出迎える仕掛けがなんとも心地よい。
短編集ですが、それぞれの物語に味わいがあってあっという間に読んでしまった。
ストーリーは全然違いますが、「家守奇譚」を思い出しました。
そういえばこの作品も京都が舞台ですねぇ。京都に行きたくなっちゃった!オススメです♪-
hibuさん、コメントありがとうございます♪
続きも面白そうですね!機会があれば読んでみたいと思います^_^hibuさん、コメントありがとうございます♪
続きも面白そうですね!機会があれば読んでみたいと思います^_^2024/10/23
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「ゆこう」「ゆこう」 そういうことになった。
たくさんの人がレビューに書かれていた独特のテンポ、どっぷりハマりました。
嫋。嫋。琵琶の音色、このような表現も有るのですね。見事としか言えないです。
平安の情景に、羨ましく思える関係性の二人が、それぞれ鮮やかに描かれています。
二人とも「よい漢だな」。
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131冊目『陰陽師』(夢枕獏 著、1991年2月、文藝春秋)
映画や漫画など、様々な形でメディアミックスされている大人気怪奇小説シリーズの1作目。
闇の気配が色濃く残る平安時代が舞台の歴史小説なのだが全く堅苦しい感じはなく、スルスルと読み進める事が出来る。
安倍晴明と源博雅のバディものとして読んでもとても楽しく、この2人の関係性を眺めているだけでニヤリとしてしまう。未だに新作が発表され続けているのも納得の、見事な娯楽作である。
〈おまえは、優しい漢だな〉-
おはようございます♪
今後も読み進めるとクセになる読み心地ですよ。
ぜひ続きも読んでみてください^_^おはようございます♪
今後も読み進めるとクセになる読み心地ですよ。
ぜひ続きも読んでみてください^_^2024/10/16
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妖、鬼、人ではない物、色々な表現がありダーク?ファンタジーの世界。個人的に大好きな要素をしっかり踏まえ気になっていたが読む機会がなかった、最近これも好きであった「鬼人幻燈抄」のシリーズも終焉を迎えよいタイミングで手に取る事ができた。昔、心躍らせ読んだ荒俣宏氏の帝都物語に登場する「安倍晴明」、映画化もされ妙に懐かしく最近では「呪術廻戦」にも名前の出てくる陰陽師、著書でも独特の雰囲気と重過ぎない描写は好感が持てた、シリーズとしても興味のある題名が続いており、今後もこの不思議な世界を読んでいきたい。
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このシリーズは読んだことがなかったが想像していたのと違った。とはいえ探偵モノをベースに過去の文献と絡めて書き上げたのだとおもうが、テンポが良くて読みやすい。あとがきで長編も書きたいと書いていたが、あるのか知らないが長編も読んでみたい。
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文春文庫50周年×映画「陰陽師0」のカバーで、
山崎賢人さんが。
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物語は
時空(とき)を超えて
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社内の仲良い人からおすすめいただいた一冊です。
映画も見ず、漫画も読んだことないのですが…
小説で正解でした。面白かったです。
6編の短編集です。
「蟇」は夢中で読みすぎて
通勤電車で乗り過ごしかけました。苦笑
自然、人、動物…どんなものにも起こり得る。
前知識もないまま読みましたが、
全体を通して思ったのは、
文字数は少ないのに、
読んでる最中に浮かび上がってくる情景が圧倒的で、
頭の中で景色が鮮明でした。
主要人物の安倍晴明と博雅の関係も良くて。
あっという間に読み切ったのですが、
最後に昭和63年刊行とあって、
そんなに前のものなの⁉︎と驚きました。
全く古さを感じませんでした。 -
ドラマなどでは観たことがあったけど、本を読むのは初めてでした。闇が闇として残っていた時代。人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた時代。運命とか霊魂とか鬼とか、そういうもののことに深く通じていて、そのようなあやかしを支配する技術を持っている人―陰陽師である。
陰陽師、安倍晴明のことを、友人である源博雅の視点で語られている。
鬼が出てきたり、式神が出てきたり…深い闇の中、厳かな空気をまとった不思議な世界にどっぷりと浸って読み進めました。少し怖いけど、見てみたい世界です。 -
晴明の掴みどころのない雰囲気と博雅の生真面目な性格が意外にも合っていて、軽快な会話が繰り広げられていた。妖の描写が気持ち悪いのが良い。
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陰陽師=安倍晴明。
野村萬斎様の顔を浮かべながら一気に読み終えました。
下手な怪奇小説なんかより遥かに面白い!
晴明様が次々と妖怪を退治する。でもただ退治するだけでなく退治される側の思いも浮き彫りにしてくれる。鬼になったのはそれなりの理由が…哀しい思いが…
大変面白かった。
著者プロフィール
夢枕獏の作品






そうなんですね!
後輩かな?
私の時代は、京都では、あの大学、芸能大学って言われてました。
飲み屋で、面白い事いってたら、...
そうなんですね!
後輩かな?
私の時代は、京都では、あの大学、芸能大学って言われてました。
飲み屋で、面白い事いってたら、「お前、◯大やろ?」って…w
涼しくなったら、行っちゃおうかな
涼しくなったら、行っちゃおうかな
9月も暑いので、10月あたりで!
9月も暑いので、10月あたりで!