陰陽師 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.78
  • (469)
  • (483)
  • (784)
  • (29)
  • (5)
本棚登録 : 3723
レビュー : 426
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • シリーズ第1弾。

    陰陽師の安倍晴明のもとに、友人の源博雅(みなもとのひろまさ)が奇妙な事件を持ち込んでくるところからはじまり、晴明が見事に事件を解決するという展開の連作短編シリーズです。

    ホームズとワトソンの王道パターンで安定感があり、たのしんで読むことができました。

  • 一昔前に、晴明ブームを巻き起こしたきっかけとなった作品です。
    平安時代に実在した陰陽師である安倍晴明が、平安京の闇から人々を救う短編集となっています。底知れない雰囲気漂うミステリアスな晴明と、貴族にしては無骨で純朴な源博雅が、相性抜群のバディ感で事件を解決に導きます。

  • このシリーズのマンネリ化されたやりとりが好きだ。

  • 有名な作品だけど、初めて読んだ。まだ「闇が闇として残っていた時代」が感じられる描写がいい。晴明と博雅の会話もクスッと笑えるところあり、二人の信頼関係が感じられて微笑ましい。短編集なので読みやすかった。読み終わったら京都に行きたくなった。

  • いつか読もうという思いがとうとう時宜を得て、手に取ったのだった。
    刊行年が昭和63年と、四半世紀以上前だということにびっくり。確かに、NHKで稲垣吾郎さん主演のドラマを見たのもほんの子供時分のことでございました……。

  • 軽快なやりとりが面白いのと風景描写が美しい。

  • 平昌オリンピックで羽生君の演技を見てなんだか読みたくなり。
    なかなか現実離れをしてるけど、想像して情景が頭の中に描けると面白いと思える。イメージできないとページが進まない。

  • 完全な歴史小説なのかと勘違いしていた。この作品は完全にミステリーである。主人公は陰陽師の安倍晴明で、ワトソン役が親友の源博雅になる。謎の中心にいるのが鬼であったり化け物だったりするが、謎を解く二人の行動は、どこか他の作品で読んだ登場人物を彷彿とさせる。それでいて、人と鬼との違いなどを語ってくるところは、哲学的でもある。読む前の“難しそう”というイメージは最初の数ページで吹き飛んだ。読みやすく楽しいエンタテインメント小説である。

  • 映画を先に見ていていつか原作を読みたかった本。
    博雅と晴明のかけあいが楽しくて微笑ましかった。
    こういう、妖怪の惨さとか怖さとかを感じる本も好きなことに気がついた。

  • 結構前に映画にもなった本。
    安倍晴明と源博雅の掛け合いも面白いが、作者のあとがきの文章も変わっている。

  • はじめて夢枕獏さんの本を読みました。
    面白かった。
    わりと好きな表現だったりして^^

  • 今更ながらの、『陰陽師』。
    映画を先に見てしまうと、イメージが付いてしまうので良くないのだけど、仕方ない。

    晴明と博雅の掛け合いが好きだ。
    二人の「ゆこう」「ゆこう」という反復が、ひとつのものに思えて。
    ある意味では、あっけなく人の命が奪われる。
    特に意味もなく、淡々と喰われ、殺されるのは、まさに古典の世界といった感じがする。

    一方で、人と、人ならざるものの行き来の描き方に生々しい魅力を感じる。
    百鬼夜行の件も然り。土精との問答をこなす博雅にこちらがホッとしたり、また言葉を発してしまう博雅にハラハラもする。
    晴明の見せなさと違って、博雅は何をしでかすか分からない怖さがあるのだった。

    小説という表現が、物語の枠を超えてこうした魅力を可能にするのは面白いことだ。
    晴明の、「呪」を通して縛られている、あらゆるモノへの眼差しを、好きになった。
    続きを静かに読みたい。

  • 2017.5.19(金)¥150+税。
    2017.5.22(月)。

  • 映画を見てからの小説。イメージ通りの登場人物、世界観で掛け合いもおもしろく、さらに短編集であり読みやすかった。

  • 20年振り位の再読。
    おもしろい!
    このシリーズの続きは未読なので、これから少しずつ読んでいこう。

    淡々とした文が気持ちよい。

  • 作中に百人一首に出てきた壬生忠見とか蟬丸などの実在の人物が出てきて面白い。最も晴明も相棒の源博雅も実在の人物。事実と作中のキャラがどれだけ合致するかはわからないけど、平安時代特有の幽玄な趣を味わえ、且つエンターテイメントとしても楽しめる作品だ。

  • 2016/12/15 読了

  • 陰陽師シリーズの初巻。陰陽師・安倍晴明と源博雅の2人が、京で起こる不思議な事件を解決していく話。魑魅魍魎が跋扈していた世の中はゾッとしますが、どこか心惹かれる艶やかで妖しい雰囲気が好きです。この話が書かれたのはもうずっと前ですが、古さを感じさせず面白いです。

  • 私の中では安倍晴明は野村萬斎さんです。映画でしか観たことがない『陰陽師』ですが、読んでみました。面白かったです。程度によるのですが、怪奇ものはホラーに近い印象があり、なかなか手がだしにくいジャンルです。
    平安時代は現代より暗かったでしょうし、怪異に感じられることが沢山あったでしょうね。そして想像力豊かだった気がします(苦笑)

  • 2016/9/22

全426件中 21 - 40件を表示

著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

陰陽師 (文春文庫)のその他の作品

夢枕獏の作品

ツイートする