- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167528010
感想・レビュー・書評
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アニメから関心を持って原作へ。元々のエピソードをアニメではどう変えているのかも興味深かった。晴明のところに博雅が頼みごとを持ってやってくるところから始まり、二人で様々な怪異などに出会うことになる話が多い。連作短編のような形式で、単調に感じるところもあるが、陰陽師の世界観を楽しめる。
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妖、鬼、人ではない物、色々な表現がありダーク?ファンタジーの世界。個人的に大好きな要素をしっかり踏まえ気になっていたが読む機会がなかった、最近これも好きであった「鬼人幻燈抄」のシリーズも終焉を迎えよいタイミングで手に取る事ができた。昔、心躍らせ読んだ荒俣宏氏の帝都物語に登場する「安倍晴明」、映画化もされ妙に懐かしく最近では「呪術廻戦」にも名前の出てくる陰陽師、著書でも独特の雰囲気と重過ぎない描写は好感が持てた、シリーズとしても興味のある題名が続いており、今後もこの不思議な世界を読んでいきたい。
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素直な博雅と、賢く掴みどころのない清明との会話が良い。傍観していて、面白い。
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本当にジャパニーズシャーロックホームズ。色んな怪異との交わり、晴明と博雅のコンビは素敵でした。博雅の純粋な漢らしさ、複雑なことを考えられないあの性格がちょっと可愛い。
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源氏物語から平安時代に興味を持って手に取る。ストーリーは思っていたよりライト。まだ、夜が漆黒の時代には、人々の恐るものが多かったのだろう。
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古い作品だけど面白い。博雅の善良さと、晴明と博雅の掛け合いがいい。
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文体が独特。サクサク読めた
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ずっと読もう読もうと思いながらねかせていたものをようやく読んだ。古典の物語を読んでいるようで、古めかしいような、でも文体の加減か、新しくも感じる。安倍晴明と源博雅のやりとりがいい。
2019/9/7