陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2287
レビュー : 149
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528041

感想・レビュー・書評

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  • 鬼小町が悲しかった。美しさにおぼれ、懸想相手を無視しつづけたばかりに鬼となる。晴明にも鬼を払うことができないとか。
    僅かに残った冷静な自分はただの長寿なだけでいずれ死期が来るんじゃ、と冷めたことを考えてるけど。
    この章でもだけど終始、博雅の良い人ぶりがうかがい知れる一冊だった。

  • 陰陽師シリーズ2作目

    露と答へて
    鬼小町
    源博雅堀川橋~

    の3つがお気に入り(^o^)

  • 季節の移ろいと共に、切なさが心地よい。

  • 主張が強い主人公じゃないのに、何故か強く印象に刻まれる。柔らかな物腰といざというときに頼りになるのはとても理想的。

  • 130925
    二人のかけあいの変わらぬ心地よさ、
    博雅のような素直さ、悩みすぎていた自分を癒してくれる。

  • 博雅の笛が蛇のお産を助ける。博雅がしようと思ってしたことでなく、無私の心が物事をいい方へ導く。そんな博雅が好きだなあ。

  • マンガと一緒で疲れているときに読むとほっとする。

  • 「鬼小町」が切ない。
    悲恋を彩る桜吹雪が、より読者を切なくさせる。

  • シリーズの2巻目。

    掲載話
    「天邪鬼」
    「下衆法師」
    「陀羅尼仙」
    「露と答へて」
    「鬼小町」
    「桃薗の柱の穴より児の手の招くこと」
    「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」

    「天邪鬼」では菅原文時、「鬼小町」では小野小町と深草少将、
    「桃薗の柱の穴より児の手の招くこと」では源高明が、関わる。

    「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」では、
    源博雅が登場する話の紹介がいくつかある。
    『續教訓抄』、『古今著聞集』、『江談抄』、『十訓抄』、
    『今昔物語集』が紹介されている。

    「下衆法師」では、源博雅が安倍晴明に、
    誰が来ても戸を開けるなと言い含められていて、
    何者が来ても戸を開けずにいたのに、
    安倍晴明のふりをした妖物が来たときは、
    晴明だと思ってためらいもせず戸を開けた。

    「鬼小町」では、晴明が、
    「そうさ。博雅という才能、あるいは呪は、この晴明という呪にとっては、
    対のようになっているものではないか。博雅という呪がなければ、
    晴明という呪などは、この世にないも同然かもしれぬぞ」
    と嬉々として言うシーンがある。

    この2つの場面が特に気に入っている。

  • 生のはかなさにさみしくなるけどまたそれがいいねー
    でも呪によって繋ぎ止められる体なら、呪がなくなれば世界と一体化できるのよね
    しかしよいコンビじゃのう

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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