陰陽師 付喪神ノ巻 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1973
レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528058

感想・レビュー・書評

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  • 20031110

  • 丑の刻、貴船神社に夜毎現われる白装束の女が鬼となって、自分を捨てた男を取り殺そうとする。そんな男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!?女の悲しい性を描いた「鉄輪」他、全七篇。百鬼夜行の平安時代。魍魎たちに立ち向かう若き晴明と博雅の胸のすく活躍、魅惑の伝奇ロマンシリーズ第三弾。

  • 陰陽師シリーズ第三弾。

    この手の小説は読みにくそうなイメージがありますが、
    この陰陽師シリーズは難しい言葉も出てこないので
    とても読みやすいです。
    でも、決して現代的な雰囲気にならないトコロも凄い☆

    この後も続々とシリーズが出とるみたいなので、
    もう一度読み直してみようかなと思います(´ω`)

  • 陰陽師シリーズ第三巻。『生成り姫』のもととなった作品『鉄輪』収録。
    目に浮かぶいつもの情景。清明と博雅が平安の闇をゆく。

  • いい

  • ここまで来ると、漫画には載っていないような話ばかりになってきて、とても面白い。個人的には「鉄輪」と「這う鬼」、そして「血吸い女」の話が好きだ。どれも晴明の活躍が凄すぎて理解が難しいのを、博雅のうっかりや、わからないことへの素早い質問のおかげで納得して読め、また、生成り(人が鬼になりかかった姿。人ではないが、鬼でもない)が男への恨みを散らすために博雅が得意の笛を吹いてやるようになったり、かつての男が現在通っている女を呪い殺すために死してなお髪の毛(というより頭皮)を剥いで呪をかけたり、長生きした生き物が人に憑いたりと、ホラーチックなのに読んでて面白いのが不思議だ。ちなみにホラーは基本的に苦手だ。

  • 表題のとおり,陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた短編集第三弾。
    武士の源博雅とのコンビは映画化もされている有名な設定だが,
    なぞに挑むホームズとワトソンのように良い味を出している。
    二人の掛け合いの魅力も落ち着いてきたためか,
    晴明のライバルとして蘆屋道満が登場している。
    晴明とは対極の黒い陰陽師だがニヒルな魅力が描かれている。
    古語を交えながら読みやすく平易な文章で書かれており,
    平安文化も巧みに織り混ぜられていて楽しめる。
    個人的には「鉄輪」,「迷神」が良かった。

  • 陰陽師シリーズの第3弾!!

    晴明と博雅の友情というかけあいが凄く良い!!
    「ゆこうゆこう」の言葉のかなり耳に残る。

    兎に角、平安時代の雰囲気が凄い楽しめる作品です♪

  • 2000.11.10 1刷 476
    丑の刻、貴船神社に夜毎現われる白装束の女が鬼となって、自分を捨てた男を取り殺そうとする。そんな男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは?女の悲しい性を描いた「鉄輪」他、前七篇。百鬼夜行の平安時代。魍魎たちに立ち向う若き晴明と博雅の胸のすく活躍、魅惑の伝奇ロマンシリーズ第三弾。解説・中沢新一
    瓜仙人・鉄輪・這う鬼・迷神・ものや思ふと……・打臥の女・血吸い女房

  • 実は1巻から登場している彷徨える壬生忠見の「ものや思ふと・・・」がなんだかとても好きです。「売り仙人」「鉄輪」もいいですね。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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