陰陽師 付喪神ノ巻 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1973
レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528058

感想・レビュー・書評

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  • 相手に対する好きという気持ちが叶わなかった時、その気持ちが大きければ大きいほど、相手も自分も傷つけることになるんだなと…
    今回の男女の縺れがメインの話はどれもこれも切なかった。
    相変わらず清明と博雅のやり取りは最高!の一言に尽きます 笑
    あと個人的には道満のキャラが好き!

  • シリーズ第3弾。

    今回はいよいよ、晴明のライヴァルである蘆屋道満が登場します。といっても、飄々とした性格の晴明と、食えない老人の道満の対決なので、正面切ってのバトルになることはなく、おたがいに相手の出方をうかがいながら力を試すような駆け引きがくり広げられます。

    博雅の熱いキャラクターとの対照が利いていて、おもしろく読めました。

  • 丑の刻、貴船神社に夜毎現われる白装束の女が鬼となって、自分を捨てた男を取り殺そうとする。そんな男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!?女の悲しい性を描いた「鉄輪」他、全七篇。百鬼夜行の平安時代。魍魎たちに立ち向かう若き晴明と博雅の胸のすく活躍、魅惑の伝奇ロマンシリーズ第三弾。

  • 陰陽師、シリーズ第3弾。

    鉄輪の話
    どちらかを救おうとすれば、もう一方を見捨てることになる。
    これは現代の裁判などでも言えることだと思う。一方の意見を飲めばもう一方は泣き寝入り。
    難しいなぁ
    晴明ってツンデレ?

  • 持って置きたくて買いながら読んでるシリーズ。3冊目。やはり博雅と葉双。マンガと並行して読んでるので少しこんがらがってきた。でもやはり面白い。

  • シリーズの三作目
    「瓜仙人」…方士の丹蟲先生の管狐
    「鉄輪」…生成となる女の話
    「這う鬼」…鬼となり女を取り殺そうとする話
    「迷神」…芦屋道満に願い夫を蘇らせた女の話
    「ものや思ふと……」…壬生忠見の話
    「打臥の巫女」…藤原兼家と藤原兼通の話
    「血吸い女房」…藤原師尹の身の回りで起きた怪の話

    安倍晴明と源博雅のふたりが、よい具合の関係で好み。

  • ”這う鬼”の生皮付きの髪が、女を祟り殺す場面がとても凄惨。さすが。
    ”ものや思ふと”は、いつもと少し違った趣で、よかった。
    ”血吸い女房”は、どこかユーモラス。面白い。

  • これもよかったよ!
    まあ、ちょっと飽きてきてるけどね!

    晴明が何でもできるわけやないのがいいね。博雅のちょっと素っ頓狂なとことか。

  • すごく読みやすい

    鉄輪とものや思ふと……がいい。
    鉄輪はこの時代の女性ならあったかも、と思わせる悲しい話し。この気持ち理解できます。
    ものや思ふと…は話しの雰囲気が好き。
    寂しいけれど、あたたかい空気もある。

    たまたま第三弾から読んだけれど、シリーズで読もうと思います。

  • 人の強い思いは怖ろしい。

    この時代の男の人たちはちゃんと働いていたのか??

著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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