陰陽師 鳳凰ノ巻 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2002年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167528072

みんなの感想まとめ

平安京を舞台にした短編が6つ収められたこの作品は、妖や陰陽師たちの不思議な世界を描いています。主人公の晴明と博雅が織りなす物語は、道満の活躍を通じて、ユーモアと緊張感が絶妙に交錯。特に道満のキャラクタ...

感想・レビュー・書評

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  • 第4弾

    短編6つ!

    いつも通り、2人でお酒飲んでるとこからスタート!

    今回は、準レギュラーの道満さんがご活躍!
    しかし、悪さばっかりしてんな!

    ただ、自分の利益とか、そういう現実的な利益の為やなく、あくまでも、暇つぶし…
    それがまた、怖いと言えば怖い。

    妖に連れ去られパターンがあるやけど、紙人形に騙される…彼ら妖は何を人して見てるんやろな?
    姿形やなく、魂というか気みたいなもんなんかな?
    一度、その場に出会いたい。怖いけど…
    すぐ隣に死がある平安京の世、何か読んでると魅力的ではある。
    多分、生活が不自由過ぎてムリかな(^◇^;)

    晴明 vs 道満の方術比べは、名を捨てて実を取るって感じやけど、ただの殿上人たちの見栄の張り合いに、2人が乗っかってって感じが逆に爽快!
    手のひらで転がされてる感が!


    恒例のあとがきも良い!

    ただぼんやりと日常をすごしてるうちに、ある時、いきなり、天から神懸り的なアイデアが落ちてくる ー そういったことは、まずない。
    苦労してはるんやな…


    ************
    「ソウX」観ようかなとも思ったけど、1から観てないしなぁ〜
    やはり本も、映画も順番は守らないとな!w
    で、
    「ボルテスVレガシー」
    を観る事に!
    (おびのりさん、すみませんm(_ _)m )

    それもあえて吹替。
    (フィリピン語は、雰囲気、分からんし。)

    うわ〜!懐かしい歌〜!

     たとえ あらしがふこうとも
     たとえ 大波あれるとも
     こぎたそう たたかいの海へ…

     イヤ〜!↑

    うわ〜!実写版合体シーンや〜!
     トランスフォーマーの1/10000の迫力↓
     
    更に!…………↓
    …………それだけやった…_| ̄|○ ↓

    エンドロールの後も
     何かやっとたけど…もう知らんし…↓
    やっぱり、ハリウッドで、いっぱいお金使ってやって貰わんと!
    過去の哀愁だけではキツい_| ̄|○↓↓↓

    ほんまに〜順番とか言ってんと、そっち観に行った方が良かったかも?
    古本やったら何冊買えると思ってんねん!
    ほんまに!ヽ(`Д´)ノプンプン

    • yukimisakeさん
      こっちのレビュー見逃してたァ!
      Vいまいちやったんですねー。週末じゃないのに観に行くの珍しい!
      ソウは、シリーズ見てないとちょっと楽しめない...
      こっちのレビュー見逃してたァ!
      Vいまいちやったんですねー。週末じゃないのに観に行くの珍しい!
      ソウは、シリーズ見てないとちょっと楽しめないかもって内容です。
      なんせジグソーの宿敵との戦いを書いた過去編なんで。
      2024/10/24
    • yukimisakeさん
      こっちのレビュー見逃してたァ!
      Vいまいちやったんですねー。週末じゃないのに観に行くの珍しい!
      ソウは、シリーズ見てないとちょっと楽しめない...
      こっちのレビュー見逃してたァ!
      Vいまいちやったんですねー。週末じゃないのに観に行くの珍しい!
      ソウは、シリーズ見てないとちょっと楽しめないかもって内容です。
      なんせジグソーの宿敵との戦いを書いた過去編なんで。
      2024/10/24
    • ultraman719さん
      シリーズいっぱいあるね!
      そんな順番なんか関係ないぜ〜って人が一名!w
      シリーズいっぱいあるね!
      そんな順番なんか関係ないぜ〜って人が一名!w
      2024/10/24
  • どうしても読まずにいられないシリーズ。
    晴明と博雅に今宵も会いに行く。

  • 短編シリーズ4冊目。

    「泰山府君祭」
    三井寺の智興内供が突然意識不明で眠ったまま亡くなり、蘆屋道満が「晴明に泰山府君祭(※死んだ人間を生き返らせる儀式的なやつ)をやらせろ」と言ったために、帝から博雅を通じて晴明にお声がかかってしまう。遺体が腐敗していないと博雅に聞いた晴明は、それならば助けられるかも、と三井寺へ出向き…。

    愛弟子の恵珍から話を聞くと、どうやらこの内供、恵珍とも長年男色関係にありながら、このまま女体を知らずに死ぬのかと言い出し、その欲望につけこんだ蘆屋道満から死姦を唆され実行にうつすもこれは道満の罠。内供は泰山府君に呪われるかもという「呪」にかかってしまい、今の状況になってしまったのだった。晴明は内供の体内から卵のようなものを取り出すことに成功。

    「青鬼の背に乗りたる男の譚」
    長年尽くしてくれた妻を捨て別の女に乗り換えた鴨直平。捨てられた妻は狂気に蝕まれ男を恨みながら亡くなる。直平は彼女の遺体を発見するも放置。だが数日たってもその死体は腐らずそのままだと聞き、怖くなって晴明に相談。もちろん博雅も一緒に出掛け、鬼になりかけている女を止めるために晴明が直平に出した指示は、元妻の死体の背にまたがり髪を掴んで離さないこと。やがて元妻は青鬼になって蘇り…。

    男に捨てられた女性が鬼となる展開はおなじみだけれど、今回は解決の方法がかなり荒療治。まあ男性にはこれに懲りてほいほい女性を捨てないでほしいものですね。

    「月見草」
    数年前に亡くなった文章博士の大江朝綱の屋敷で、彼を偲びつつ文学談義をかわしていた男たちの前に、朝綱のもとで働いていたという女性が現れ、彼からもらった歌の意味を解いてほしいと言い残して消える。すわ幽霊、というので晴明が相談を受け、博雅と一緒に出掛けると、その女性の幽霊が現れたので一緒に歌の意味を解くと…。

    こちらはうってかわってちゃんと愛されていた女性の話。謎がとけて、満足して無事成仏。

    「漢神道士」
    よなよな夢の中で片目の老人に連れ出され、熱した柱を抱かされると、目が覚めたとき本当に火傷をしているということが数日続いたという藤原為輔から相談を受けた晴明と博雅。為輔が数日前に花見に出かけた際に、火を焚きながら酒を飲んでいると見すぼらしい老人が現れて酒を所望したが追い払った、さらにそこへ現れた蛇の片目を火箸で刺して殺したという。その晩またしても現れた片目の老人は、晴明に邪魔されたことを怒り矛先を博雅にむけてしまう。翌日、二人のもとに老人が現れるが…。

    ずっと昔に亡くなった酒好きの男の霊が、酒をもらえず祟ったというオチで、晴明と博雅と酒を飲んだら大人しく成仏してくれました。

    「手をひく人」
    以前、黒川主の件で晴明たちに助けられた鵜匠の賀茂忠輔の友人で竹取の猿重とその妻が、怪異に悩まされていると晴明に相談してくる。二人はそれぞれ夜眠っているときに名を呼ばれ手をひかれて川まで連れ出され、あやうく橋の上から身投げするところだったという。手をひいた者も男女で、「もうすぐ流される」というようなことを言っていた。晴明と博雅が猿重の家に出かけた晩、嵐が来て橋が流され…。

    かつて頻繁に流される橋の下に人柱として埋められた夫婦が、嵐を予知して自分たちの身代わりの人柱を用意しようとしていたというオチで、人柱として殺されたにも関わらず律儀に自分たちの任務を全うしようとした夫婦が哀れ。

    「髑髏譚」
    最照寺の和尚・忍覚が、眠ったきり目覚めなくなり、体から煙を出して苦しみながら目覚めたというので晴明が呼ばれる。忍覚は夢の中で、数年前に亡くなった師の寿恵に会うが、彼はこれから起こることを隠れて見ていてくれ、そして自分を救ってくれ(目覚めてから方法を考えてくれ)という。言われるまま見ていると、唐人らしき大勢の男たちが現れて寿恵や他の僧たちに「アリを殺した」とか「飯粒を残した」とか言いがかりをつけてその数だけ熱した銅を飲ませ始める。あまりのことに悲鳴をあげた忍覚も赤銅を飲まされてしまうがそこで目を覚ました。そして夢の中で寿恵の言った通り、床下に寿恵の髑髏があった。晴明はこの髑髏から呪をかけたお札で話を聞き出し…。

    空海が唐から持ち帰ったといういわくつきの壺がこの寺にあったことがすべての元凶。その壺は「王様の耳はロバの耳」の穴みたいなもので、僧たちが懺悔を吹き込んだものだった。僧たちを拷問していたのは壺に描かれた男たち。壺を破壊して解決。

    「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」
    おなじみ蘆屋道満と安倍晴明の術比べ対決のエピソードがここへきて登場。帝や貴族たちの道楽というか権力争いのタネにされたようなものなので、晴明と道満も実は裏取引。表向きの勝負は一応晴明の勝利となる。

  • 安定の面白さ♪
    芦屋道満のキャラが好きなので、道満が絡んでくるお話が多いと嬉しくなります。
    「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」は結末が子気味良くてかなりのお気に入りです。
    あとは「青鬼の背に乗りたる男の譚」がちょっと怖いけど好きかなぁ。

  • この2人ずっと酒飲んでるけど胃とか肝臓とか大丈夫かな…
    というか、文章から伝わる晴明の妖艶さよ…
    かっこいいな…
    「月見草」はこれ宝探しですね!詩からこれ宝探しだな!と気づいてなんか得意な気分になってた。
    「漢神道士」はお酒分けてあげればよかったのにと可哀相な気持ちになりました。
    「髑髏譚」はグロいし、理不尽…ツボ使わなかっただけじゃん…でもこれ話が一番好きでした。
    ”『法華経』を誦して、極楽往生を願うというのも、執心ということでは同じさ”という言葉には納得してしまった。

  •  陰陽師シリーズ第4弾。今回は晴明のライバルである蘆屋道満が関わる事件2編含む7編収録の短編集。
     晴明に比べ、やや黒いイメージの強い道満だが、宮中での晴明と道満のやり取りやその裏工作などに触れると、必ずしもそのイメージには当てはまらない。むしろ、ユーモアを持ったユニークな人との印象を持つ。そうした道満の意外性を知ることができるのも、この本の面白いところ。

  • 安倍晴明がもの静かで良いです。お酒ばっかし飲んではるけど。勇んで怨霊退治、ではなくて
    どっちかというと渋々出掛けてサクッと解決、でまたお酒、という緩さに好感が持てます。
    コミックスの陰陽師(岡野玲子)を先に読み、面白かったので原作を読み始めたんですが、
    コミックスを先に読んだんはある意味失敗だったかもね、小説読んでても岡野玲子さんの安倍晴明の顔が浮かんでくるからね。いや、あの絵柄は嫌いやないけどインパクトあるから(笑)

  • 平安陰陽師伝奇ファンタジー第四巻。短編七編を収録。しょっぱなからなかなかえぐい話。いやぁ陰陽師シリーズらしいといえばらしいのだが。最初と最後を蘆屋道満との対決で括られた今巻は、死者が呼びかけてくる話が多かった印象。最後の覆物の中身当て対決の飄々とした感じはまさに晴明と道満という感じ。これまで直接対決もなかったので二人の対照的で通じるところのある姿の対比が面白い。

  • 始めと終りが蘆屋道満です。
    簠簋抄にある宮中での方術比べがベースになっている『晴明、道満と覆物の中身を占うこと』が伝説の裏側まで書かれていて面白かったです。
    名と実をそれぞれで取る相談が先にされていたとは…さすが一筋縄ではいかないお二方。
    そんな晴明と道満の裏取引を知らずに一人焦る博雅が良い人過ぎてほっこりしました。

    『手をひく人』のご夫婦の律儀さもすごかったです。
    自分が選ばれたことへの恨みは無いのだろうか。

  • 泰山府君祭
    漢字変換ですぐ出るんだな。
    晴明には何/どんなものに見えたのだろう

    手をひく人
    本当に、なりたくなかったのに協力して実直な二人だな。

  • シリーズ4巻目。蘆屋道満多めです。
    「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。
    …というくだりが定番に。この言い回し好きです。
    どんどん面白くなって行く。晴明と博雅の絶妙な掛け合いが面白さのモトなのかなぁ。

    今巻では
    晴明、道満と覆物の中身をうらなうこと
    が1番好きなのお話。我が儘な貴族の鼻をあかせて楽しそうな晴明と道満がよい。

  • 平安京の暗闇に蠢く魑魅魍魎に、若き陰陽師・安倍晴明と朋友の源博雅が敢然と立ち向かう大好評シリーズ第四弾。今回は、晴明が好敵手でもある蘆屋道満と、帝の招きにより宮中で方術比べをすることになった一件を描く「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」や、これまた道満が絡む「泰山府君祭」他五篇。

  • もう「陰陽師」シリーズから抜け出せなくなってしまった。

    ぞろりと、道魔法師が言ってのけた。(P.33)

    たった三文字の擬態語(?)で、ああ悪いモノが入り込んだなと分かってゾワゾワしました。蘆屋道満がどんなことも「ただの暇潰し」でやってのけるので、今後の展開が楽しみです。

  • 今更説明も不要であろうシリーズ第4巻。いや、このあいだの『生成り姫』を入れると5巻目ということか。長編もよいのだが、やはりこの晴明のシリーズは短編がよい。舐めるように読ませていただいた。晴明いうところの「呪(しゅ)」というものは、つまるところ人の業にかかわることなのだな、と思う。いや、人である、ということがそもそも業であるにはちがいない。情けなく、つらく、また暗く燃える炎のような業である。しかしながら、人である我らがこの物語の中に、我もまた人である、すなわち業を背負う者である、ということを見出すことにこそあわれがあるのであろう。いや、柄にもなく小難しいことを書いてしまった。しかし、この短編集を読むとき、きっと他の方々もぼくが思うようなことを思いながら読んでおられるにちがいないと信じる。
    ちなみにこの集のうちのもっとも気に入りは「月見草」の一編。壬生忠見の<恋すてふ>の件もそうだが、詩歌がテーマであれば、趣もまたいっそう深いものに感じられるのである。

  • 短編で4冊目なのにリズムもキープ。ダイアの原石である二人組を産み出したからノリに乗った状態が続くからだろう。でもなんと4冊目の最後の短編でスタイルを変えてくる変化球。

    ブログ記事
    https://wp.me/pgG1ce-1sl

  • 新聞の4コマ漫画的

  • 陰陽師シリーズ。短編集でサクサク読めた。
    キャラクターがわかっているから読みやすい。

  • 完全にフォーマット化された構成なのに、全く飽きもせずに面白い。
    晴明宅の野趣溢れる庭で酒を飲み、どちらかが不思議な話を持ち出し、2人でゆこうと行って解決に行く。
    原因は言葉が呪になったものか想いが鬼になったもののどちらかで、晴明が博雅の何気ない発言にヒントを得て一件落着。ただそれだけなのに、どうしてこんなに面白いんだろう。
    そういえば、最近蘆屋道満が可愛く見えてきた。

  • シリーズ4冊め

  • シリーズ第4弾。前巻で出てきた新キャラ道満がまた登場。癖のあるキャラだけど、なんだか憎めない感じもある。準レギュラーになるのかな?

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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