奇譚草子 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2004年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167528119

みんなの感想まとめ

様々な恐怖の形を描いた作品で、都市伝説や実話を基にした怪談が中心となっています。恐怖は直接的なものではなく、じわじわと心に残るような不気味さが漂い、夜中に思い出してしまうようなゾワゾワ感が特徴です。短...

感想・レビュー・書評

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  • 「鳥葬の山」と同時に購入したヤツ。

    作者曰く、頭は長編型。
    なので、短編、更に短いショートショートは苦手みたい。
    作家としては、長編一作とショートショート一作は、同じ頭脳労働が必要とか…
    星新一さんって、どんなけ凄いんや!って事やな。

    タイトルにもなってる奇譚草子は、都市伝説とか、友人の体験等の話が中心で、めっちゃ怖いというより、ゾワゾワして来る感じ。
    でも、こんなんの方が、後から来るから嫌やねんなぁ…
    フッと夜中に思い出して寝れん…とか…
    夜道歩いてて…「ゲッ!」みたいになる…

    それ以外は、
     ミステリーっぽい
     仏教系?
     狂ってる?
    と様々あり。

    通勤電車とか、隙間時間に最適やけど、夜に読むのは…(>人<;)

  • 2020年、31冊目は、隙間読書用に購入も、読書モードにノレない今月、メイン読書として、チマチマ読んで読了したヤツ。

    前半の『奇譚草子』は実話系怪談、アーリー・デイズといった印象。ディテールが、80年代のソレを色濃く反映している。実話系怪談と考えると、ゾッとするモノや、最近の嫌悪感に訴えるようなモノは少なめなれど、全体的に嫌いじゃない。

    続くは九編の掌編。ファンタジー、サスペンス、ホラー、仏教系と様々。「おくりもの」が伏線とオチの絡みで一番のお気に入り。次いで、「ヒトニタケ」かな⁉️

    2020年の現在だと、若い読者向けとは、言えないが、個人的には、『悪くない』。評価は、ギリギリ★★★☆☆。

  • 夢枕獏にしてはあまり面白くなかったかな……という印象……。ショートショートという事と昔の作品だから、というのもあるかもしれない。
    特別怖いという事もなかった。
    ヒトニタケ、ふりんのみち辺りは割と好きかもしれない。

  • 怖い!!
    けれど、時々でてくる素の夢枕獏が「現実のはなしも書きたいけれどわるいものが集まりそうでこわい」というのですこしホッとしてしまってこわいけれど読めてしまう、という感じです。

  • 高校の頃のお気に入りの一冊。
    新宿行きの夜行バスにて。
    薄暗い読書灯のもと読むのにふさわしい掌編集でした。

  • 『おくりもの』『せつなくん』『ふたりの雪』が特に好き。

  • 眠れぬ夜にさらさらかきこむ本。

  • 短い話が沢山、最初が他人に聞いた実話メインで後半が短編集。

    2人の雪の話が1番漠然とした話の中で通じ合ってる関係みたいなのがものすごく憧れを感じた。そういう状況にはならないだろうなと思いつつも、いつかあるといいなというか。

    平仮名ばっかりの話は少し意識して読み込まないと解らなかった。こういうトリックに出会ったのも新しい。

    仏教とかのネタはやっぱり事前の知識がいるかな?

    作者は長編が主力らしいのでここを導入にして別作品にも入っていけるか

  • 「耳袋」風に聞き書きの形式で怪異譚、奇妙な話を綴った表題作の他、80年代に著者が記した短編9編を収録。表題作が本書の半分ほどを占めるが、それらも一読すれば十分か。やや怖い話も2、3含まれるけれど。

  • 古くは『日本霊異記』や『今昔物語集』、はたまた『百物語』『耳襄』に匹敵する不思議で怖い出来事を集めたのが本書『奇譚草子』である。一本多い手の話、手に映ったサムライの顔の話、何度も雪に埋めた死体の話、逆さ悟空…等々、現代に伝わる怪異な話の数々を収録。夢枕ファン、待望の一冊が遂に復刊。

    カテゴリがイマイチよくわからないけど。
    とりあえず小説って感じではないので。
    そんなに怖いって感じでもない。
    これだけまとめたってだけでも大変だったとは思う。

  • 夢枕氏の頭の中の独り言のような作品が集められている。登場人物の会話が、全て夢枕氏の口から語られているように感じられる。それぞれの話しで出てくる登場人物の個性が全く感じられないところを、面白いと感じるかつまらないと感じるかは、それぞれの読者次第だろうと思う。

  • あれ?
    どこかで、読んだような気がします。
    他社で文庫になってるのかな。

    「逆さ悟空」みたいな感じの話が好きです。
    「陰陽師」の初期にも、こんな作品ありましたよね。
    「如」の字の話。

  • 古くは『日本霊異記』や『今昔物語集』、はたまた『百物語』『耳襄』に匹敵する不思議で怖い出来事を集めたのが本書『奇譚草子』である。一本多い手の話、手に映ったサムライの顔の話、何度も雪に埋めた死体の話、逆さ悟空…等々、現代に伝わる怪異な話の数々を収録。夢枕ファン、待望の一冊が遂に復刊。シッダールタの話が良かった。

  • 1996.6.28

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  • 妙にリアルな妖しの話。 彼の綴る言葉と重なって独特な世界観を醸す小話は、怖いだけじゃない不思議な魅力に満ちている。

  • 獏さんは短編も好き。
    とつとつとした語り口調が、なんでもない闇をも怪しくさせてしまう。彼岸と此岸はほんの紙一重。怪しいけれど、どこか暖かみを感じるのは氏の人柄か?

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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