陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1499
レビュー : 106
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528133

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第六作目にもなると、
    初めの方に出た作品達を読んだ時に感じたワクワク感や
    感動を同じように得る事はなかなか難しく、
    ファン達には、長年愛読し続けたからこそ感じてしまう
    「物足りなさ」、なんてとんでもなく
    贅沢な悩みがおまけについてくる事となる。

    しかし、この「陰陽師」シリーズには、
    息の長いシリーズだけに与えられる深み、
    円熟味が増してきたように思うのは私だけだろうか。

    著者夢枕氏の筆は益々月の光の如く冴え渡り、
    自宅の庭で、安倍晴明と
    その友人源博雅の交わす会話は、
    巻を重ねる毎に益々味わい深く、
    面白みのあるものになってきたと思うし、
    登場当時、かなり不気味なキャラで
    敵役要素が強かった蘆屋道満は、
    最近は段々と人間味が増し、
    なかなか話が分かり、可愛げある親父になっている。

    「むしめづる姫」の露子姫、
    「首」の賀茂保憲と
    新たな登場人物も加わり、
    虫をこよなく愛する、「ゴーイング・マイウェイ」なお姫様や
    いかにもひとくせもふたくせもありそうな
    晴明の師の息子であるこの男が、
    今後どのような華やスパイスを添えてくれるのか
    とても楽しみである。

  • 素敵晴明さんに酔いしれて下さい
    映画の原作と知らずに読みましたがいい本だと思います
    他のシリーズも読みたい…

  • 持ってないと思って買ったら持ってた!そして読んでたーーー!
    でも面白かったからよし。
    大極も同じ・・・

  • とある晩、安倍晴明の師・賀茂忠行の息子保憲が訪れ、晴明に厄介な一件を頼み込んだ。それは―。藤原為成が一条六角堂で妙な首に憑かれてしまい、命も危ういので助けてやってくれぬか、というものであった。源博雅とともに為成の屋敷へ向かった晴明は…。「首」の他、都の闇にはびこる悪鬼、怨霊たちと対峙する全五篇収録。

  • 2006年9月23日読了

  • 陰陽師www大好きです

  • あっさりと読了。てか獏さん、行間が多すぎて読むところ少なすぎ。あっという間に読みきってしまうのが惜しい。余韻があるのはいいし、平安のあのおっとりした雰囲気もわかるんだけれど、もちょっと書いてくれよと言いたいところ。さて今回もラブラブの晴明と博雅。何が妖しいて、この二人が一番妖しいんじゃないかと思う今日このごろ。今巻では、古典にも出てきた「虫めづる姫」が好き。露子姫、気持ちわかるなあ。あの時代でこの世の本質をわかっているのはすばらしい。あたしも赤蚕蟲ほしいなあ。道満や賀茂保憲の曲者っぷりもなかなか。

  • キレイな言葉がたくさんあった。

  • 相変わらずの二人の掛け合い、いつも同じような感じなのに飽きないのが不思議です。虫愛づる姫は、実際の古典の文献を確認した後によむととても面白い♪

  • 何度も何度も繰り返し読んでしまう。
    「ゆくか」「うむ」「ゆくぞ」「ゆこう、ゆこう」
    今日も晴明と博雅がゆく。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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