陰陽師 瘤取り晴明 (文春文庫)

著者 :
制作 : 村上 豊 
  • 文藝春秋
3.78
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本棚登録 : 493
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528164

作品紹介・あらすじ

最近、都で名を馳せる薬師、平大成・中成兄弟は頬に一つずつ瘤がある。秋も深まってきたある日、薬草を採りに山へ入る。大成は道に迷い、鬼達の百鬼遊宴に遭遇してしまう。命がけで舞い踊った大成に鬼達は大喜び、ほうびに瘤を取ってやる。半日後、今度は中成が瘤を取ってもらおうと山へ向かうが…。シリーズ初の絵本登場。

感想・レビュー・書評

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  • 村上豊さんの挿絵が入った瘤取り清明。博雅の葉双がいいねぇぇ。

  •  京都で購入した陰陽師シリーズの1冊です。なんと絵本です。絵本といっても、カラーの挿絵がある小説といった感じです。
     陰陽師シリーズの表紙イラストを手がけている村上豊さんが描かれています。鬼達のイラストがまた素敵ですね。たしかに絵本独特の雰囲気もあって面白かったです。
     本編は鬼の宴で踊ってしまった薬師の双子。70歳を超えたおじいちゃんが必死に踊る、人を食らう鬼の前で。これは相当に怖いです。
     今回のお話で思ったのですが、清明は人が悪いというか人を人を食ったような感じですが、博雅もなんというか悪ガキという感じですね。どことなく、京極堂シリーズの中禅寺さんと木場さんの関係に似ているような気がしました。そしてこの場に関口くんがいたら、早々に気絶していることでしょう。榎さんがいたら、それはハチャメチャに踊り狂うことでしょう。とか想像してしまいました。
     脱線してしまいましたが、陰陽師シリーズ、もっと読みたいです。

  • あっさり読めた。話の内容と絵の雰囲気があっててよい。シリーズに出てきた妖怪も出てきて懐かしい。

  • 16

  • 『瘤取り晴明』このタイトルが可愛らしい。絵物語によく似合う。そして村上豊さんの絵がカラーで堪能できる。都の闇を闊歩する恐ろしい鬼や不気味な妖たちが村上さんの手にかかると、なんとも愛嬌があり憎めない存在となる。夢枕獏さんの陰陽師ワールドを自由自在に飛び回っている。そんな鬼たちと百鬼夜行を晴明とともにした博雅のときめき感はよく分かる。これは村上さんの描く百鬼夜行だから。いきいきとした鬼たちの歌えや踊れの宴での躍動感も伝わってくる。おはなしも懐かしい面々とも出会え、博雅の笛も堪能出来て楽しかった。

  • 今回は短い話が一本入っているだけだけど、毎回表紙の絵を描いている方の挿絵がふんだんについていて絵本のような雰囲気になっている。
    話の雰囲気とあっていて私はとても好きです。
    ただ、話自体は短いので絵はどうでもいいよって人には物足りないかもしれません。

  • 今までは1冊に短編が数編入っていたけど、これは絵本というだけあって1作のみ。
    正直物足りないです。。。
    多少間が空いても我慢するので、もっともっと、長くて読み応えのある作品をお願いします。

  • 夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズは、だいぶ前に最初の方の何冊か
    読んでいました。
    読むスピードが、文庫化を追い越してしまって離れてしまっていました。

    その後ドラマになったり映画になったり、マンガにもなったみたいで・・・。
    ドラマは見てたんですけどね。

    久々に書店で「陰陽師」のタイトルが目に止まり、間違いなく読んでいない
    この絵巻物を選びました。

    晴明と博雅のおなじみのやり取りに懐かしく浸れました。
    私は映像に感性がないタイプなのですが、村上豊さんの画は不思議と良くマッチして
    私のイメージに厚みを持たせてくれました。
    博雅の笛のシーン、本当に闇の中に沁み入るようです・・・。
    獏さんが意図したように、ちゃんと絵物語になっていました。

    多分、龍笛ノ巻か太極ノ巻まで読んだと思うので、続きをまた読みたいと
    思います。

  • 自分としては、絵はいらないや。

  • ゆこう。
    ゆこう。
    そういうことになった。


    このかけあいがすき(笑)
    今回は挿絵つきで、瘤取り爺さんの話。
    晴明の機転が今度も面白く、博雅の笛の音が今度も物の怪の心を動かす。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2018年 『バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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