陰陽師 瀧夜叉姫 上 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1063
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528171

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読んだ夢枕獏さん。
    文字数が相変わらず少ないので、すらすらっと読めました。
    グロテスクな描写はさすがです。
    歴史背景を物語に取り込んであって中学時代を思い出したなあ。

  • なんだかしらないがやたらと文春文庫にお世話になる月だ。

    陰陽師は文庫になった奴は全部読んでいるような気がする。
    この作品中の安倍晴明みたいな人も好きだ。
    女みたいな顔していてできれば腕力以外の何かしらの能力が並外れている、
    そしてどこか浮世離れした、というのが私の好みなのかもしれないね。
    そして博雅との関係がまた素敵なのだ。決して数字三桁的な意味合いではなく。
    振れ(誤字じゃない)そうで触れない、微妙な、微妙な距離感。
    どこかで夢枕獏氏も意識しているようなことを言っていた気がするけれども、
    山岸涼子「日出処の天子」の王子と毛人があの悲劇的な終末を迎えることなく
    日々を紡いでいるような、くすぐったいやわらかさ。
    「ばか」
    という晴明からそんなことを思い出して、しまった。

    話の筋書きは平将門の乱が大きく関ってくるのだけれど、ミステリー仕立てでもあるから
    あえて多くは書かない。だけどあのあたりの同じ苗字が一杯でわけわからんという日本史履修者は
    これ読んだら一発で理解できると思う。
    2時間もかからないからそのためだけでも一読の価値ありですね、
    と終わってから2年も立ちそうなものをまだ受験トークしてしまうのは
    私が現状が充実していない残念な大学生だと言うことを如実に示していますね。

  • 久々に読んだ「陰陽師」シリーズ。今回は長編です。蘇った平将門との闘いが描かれています。相変わらず、晴明の妖しい魅力、満開です。

  • この人の作品でわたしは陰陽師という存在を知りました。
    いやぁ、好きなんですこのシリーズ。

    主人公の二人組みの掛け合いがなんともいえないよね。

  • 短編が多い陰陽師シリーズの長編。しかも上下巻。読み応えがあります。

  • 相変わらず源博雅はいい味を出しています。今回は、もうひとり、俵藤太(たわらのとうた)こと藤原秀郷(ふじわらのひでさと)といういい男が出てきて、読んでいて楽しかったです。

  • 2008/09/25

  • 三年かかった長編だそうですが例の如く一行が短いのでさくさく読めます。しかし例の展開がなかなか「そういうことにな」らなくてやきもきです。話はすごい面白い!描写はなかなかグロかったりもしますが文体が淡々してるのであんまり気になりません。博雅は相変わらずおまけっぽいけどもおいしいところは持っていくです。

  • 上下巻

  • 2008 9/16読了

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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