陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528188

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。登場人物それぞれの想いがしっかり描かれていたように思う。

  • 晴明と博雅は俵藤太とともに、平将門の死の謎を追ううち、将門の遺灰を盗み出した者がいたことを突き止める。事件の裏に見え隠れする将門との浅からぬ因縁。誰が、将門を復活させようとしているのか?そして、その背後に蠢く邪悪な男の正体とは?

  • 陰陽師シリーズの長編下巻。

    興世王の正体が実は藤原純友だったというてんこ盛りな長編。

  • 陰陽師シリーズの中では、長篇であるが故なのか、ミステリ感が特に強く、いつもの陰陽師シリーズとは後味が異なる。

    “いつもの” 晴明と博雅のやりとり、自然風景描写、博雅と第3者のやりとりこそが私にとっての大きな魅力であることを再認識。

  • 将門の怨念ということは予測が付いても、話の行く先が分からずドキドキする。
    ばらばらに見えた、すべての怪異がひとつに集まった時、将門が復活する。
    おそらく将門をさらに化け物じみた存在として描くことは、夢枕先生ならいくらでもできただろうけど、あえて将門の人間性、哀しさが浮き出るような描写にしたのだろうと想像する。
    炎に焼かれても消えることのなかった彼の哀しみ、怨念は、最後に晴れたのだろうか?
    今回借りた一連の陰陽師の中で一番良かった。

  • 平将門という題材に心踊ったけど、読んだ結果、このシリーズは、あんまり長編じゃない方がしっくりくる、という結論。

  • 読み終わりました。これ実は道満さんが主役だな?(笑)
    あとがきでご本人も書いておられましたが、これ映画で観てみたいと物凄く思いました。
    纏めれば2時間になると思うのだけど…誰か映画化してくれないかな…。

  • 酷い場面が出てくると、毎回読むのに苦労する小心者の私。
    今回は長編だったせいか、いつもよりもそういった描写に
    多く出くわしたが、それでもストーリーはいつもの短編同様
    面白かったので、ついに最後まで読みきってしまった。

    人はどこまで残酷になれるのか。
    心の中に棲む鬼は、いつ、何がきっかけで、
    己自身を乗っ取ってしまうのかはわからない。

    それを考えると、人間はなんと弱く、憐れな生き物だと思うが、
    博雅の言葉はいつもそんな読者の抱く絶望を救ってくれる。

  • 博雅って本当に情が深いなぁ。

  • 陰陽師長編。
    短編ばっかりの陰陽師が、なんと上下巻の長編!すごい!
    しかしむちゃくちゃ読みやすいので、さらっと読めます。
    今回は映画を意識したのかってくらい、
    クライマックスがどハデで良かった。
    ちらっと恋愛も絡めたり、親子愛や友情を出したりと、
    けっこうわかりやすい展開で、楽しかった。
    でお、あたしはやっぱり短編派やなー、って思った。

著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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