- 文藝春秋 (2012年7月10日発売)
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感想 : 111件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167528249
みんなの感想まとめ
物語は、陰陽師とその仲間たちの日常を描きながら、深い人間ドラマや感情の交流を巧みに織り交ぜています。特に、博雅との軽妙なやりとりは、シリーズの魅力の一つとなっており、読者を引き込む要素となっています。...
感想・レビュー・書評
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「ゆくか」「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。
このマンネリパターンは許せるのだ! -
蝉丸大活躍の巻だった
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ゆくか
ゆこう
ゆこう
そういうことになった
もはや、このやりとりを見るために陰陽師シリーズを読んでいると言っても過言ではない。
そのくらい博雅とのやりとりが愛おしい。
今回は珍しく道満は出てこない。
そして蝉丸の登場が続く。
蝉丸といえば百人一首の
『これやこの 行くも帰るも別れては
知るも知らぬも 逢坂の関』
があまりにも有名。
子供の頃に最初に覚えた名前と歌だった。
その蝉丸の亡き妻の話に泣けた。
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「瓶博士」泰逢ってのは中国神話からなんだな。
「器」か、悲しい・・・。人間の器ってのは壊れやすいんだなあ・・・。
「紛い菩薩」やっぱり勝手に土地ってめちゃくちゃにしちゃダメなんだな・・・。
「炎情観音」いや、それって男が一番悪くないか??
「霹靂神」久々にほのぼの晴明と博雅。
「逆髪の女」蝉丸殿にそんな過去が・・・な、なんと・・・。それでいて今も嫁に監視されてるって・・・すげえな・・・。
「ものまね博雅」こだまでしょうか、いいえ、晴明です。
「鏡童子」まさかのショタ博雅。冷静に考えたら十二支って怖いよな…。 -
今回は1話目から博雅と晴明の距離感がいつもよりも近い気がする!!と思いながら読みました。
博雅のことを誰よりも愛おしいと思っているであろう晴明と、晴明のさり気ない一言に翻弄される博雅…
いつも通りの安定の展開が心地よい^^ -
シリーズを読み始めた当初、晴明の能力に惹かれたが、いまは博雅の雰囲気に、まさに晴明の様に惹かれてきますね。
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言わずと知れた夢枕獏先生の『陰陽師』シリーズ。今年2012年で二十五年になるそうです。
この巻には派手なアクションなどはありませんが、しっとりとした情感に満ちています。 -
楽に読める
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いつもながらに2人の探偵のような仲良しペアが謎を解き明かしていく。蝉丸が何話かにまたがってよく登場する。蝉丸は天皇の子息だったらしい。盲目になったのは通っていた女性に恨まれたから。
印象に残った場面
p52
おれにはもうひとつ生きていくのに必要なものがある、それはおまえさ、博雅
BL?!
p60
言葉は心を盛るための器である。
悲しみであれ喜びであれ、器に盛られて、初めて理解できる。
肉体もまた同じで、〈源博雅〉を盛るための器。
言葉にできないものに出会った時は、歌を詠む、笛を吹く。 -
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『炎情観音』の康子が不憫でしたが恨みとは言え仏像に噛み付くのは罰当たりとか思わなかったのだろうか…。
あの穏やかな蝉丸の過去が明かされた『逆髪の女』にも衝撃を受けました。不憫に思っても離れた心は戻せない、心は渡せないけれど生命はあげられた、と遺体に語りかけるあたりで現在の蝉丸の姿が見えました。
彼が亡くなった時にどんなことになるのだろうか。
『霹靂神』がほのぼのとしていてほっとします。 -
今回は蝉丸巻
「器」
その美しさを理解できない人はいないんだろうか。
「炎情観音」
時代とはいえ、23、4でそうなってしまうのは哀しいな。
次に行ければ良いのにな。
「霹靂神」
屋根の上で踊りながら鼓を叩く童子と笛と琵琶の音が
目に浮かぶよう。童子かわいいな。
そして楽しいな。
「逆髪の女」(さかがみのひと)
陰陽師は男ばかり心が離れるから、読んでて「けっ」って感じがするな。
「ものまね博雅」
タイトルからなんだか楽しそうな感じ。
そのまま神になったかもしれない博雅、さすがだ。
「鏡童子」
あらゆる神に出会いすぎているな。
猫が出てきたからてっきり保憲かと思った。
自分のところに来させてどうするつもりだったのだろうか。 -
蟬丸の過去
博雅の受難
あたりは少し毛色が違って面白かったけど、やっぱり晴明がズバッと解決!なお話が面白いな。
古典好きでよかった!と関係なく思う。 -
「器」が悲しかったなあ。子どもが犠牲になるお話は辛い。
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2018.4.1(日)¥180(-2割引き)+税。
2018.5.2(水)。 -
自分でも意外だったんですが、夢枕獏作品を読むのは初めてでした。
五感にダイレクトに伝わってくる文体が好みど真ん中。
他作品も読んでみたいと思いました。 -
こんなにシリーズが続いているのに、マンネリ化していないってすごいですね。朝の電車でゆっくり読みたいと思い早めに家を出たのですが、人身事故で電車が止まりました。でもこの本を読んでいたので、待ち時間が楽しかったです。
今回も女の恨みの物語がいくつか収録されています。表紙に描かれている逆髪の女はとても怖かったですが、物語を読むと博雅と同じように恐怖は薄れました。死ぬほど愛した人が、呪った愛しい人が、死んだ後にとりつくことを許し、妻と呼んでくれる。ある意味、史上最高の愛なのではないでしょうか。 -
NHKのヒストリアで、陰陽師の特集を見たあとだったので、余計に面白く感じた
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夢枕獏の作品
