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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167528256
作品紹介・あらすじ
妖怪との約定を違えた男の運命やいかに!
北山の山中で傷を負った妖怪を助けた男がいた。だが他言してはならぬという約定を違えたため命を狙われる。晴明は男を救えるか?
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
妖怪との約定を違えた男の運命を描くストーリーは、晴明と博雅の深い友情を通じて展開されます。特に博雅の活躍が際立つ回であり、彼の成長や自由な姿勢が印象的です。物語は毎回異なる事件を通じて進行し、どれも興...
感想・レビュー・書評
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安定、安心。良い感じの二人はつづく。
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晴明と博雅の友情が描かれるシーンにはいつも安心感を覚えます。博雅の活躍が目立つ回。
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すごく読みやすい
晴明と博雅の語りから始まり、事件を解決していく流れはずっと一緒なんだけど、事件が毎回面白い
自然の描写が美しい
今回は保憲が出番多めで嬉しかった(*^ω^*) -
どんどん自由になっていくなぁ。
今回は、特に「きがかり道人」でそう感じました。
これ、見えていてそのまま描写すると、まぁそれはそれで楽しいけれどアホな絵になるのですが、それが、蝉丸という目が見えない人物を通すことで、音と声でその絵を伝えてくるという上手さ。
素晴らしい。
あと、「白蛇伝」の人間の欲望さえも包み込む着地の仕方が、とても好きです。 -
安定のマンネリで、読むたびにいつでも晴明と博雅の二人と同時代にいるような気がします。
端からこの二人の有様を見届けている感覚。
まるで、蜜虫たちのような式神にでもなってしまったかのようです。
マンネリという否定的な言葉が、褒め言葉になるという珍しい現象。 -
妖のモノ達が人の側に居た時代、妖し事件を晴明と博雅が解決してゆく短編集。
何が好きって、二人が縁側(?)でほろほろと酒を交わしている描写がなにより好き。
同じ日本でありながら、現代とは全く違う時が流れていた感じがたまりません。こんなにゆっくり流れている時間なのに博雅は「齢を重ねると歳月が早く過ぎる」とか話す。
そして生まれて死んでいく儚さを憂い、二人で酒を酌み交わす時を大切にしている。
人の生き方の理想のひとつがあると思えてなりません。
あとがきで、著者が書き続けてゆくと記していたのが、大変うれしかったです。 -
安倍晴明と源博雅の物語、相変わらずにさらさらと読めます。
どこか、平安時代の“夜”を感じさせてくれる話が多いような。
漆黒と言うほどではない、薄墨を流したような昏さ、
その中には何かしらの“モノ”が潜んでいる、、そんな話が多く。
個人的には「夜光杯」の一遍が印象的でした。
一度、夜光杯で一杯やってみたいですね、、できるなら月明かりの下で。
そういえば、「ゆこう」「ゆこう」のやりとりが複数パターン出ていますね、
個人的には「そういうことになった」との定番がなんとなく好みです。 -
巻頭話があんまりにもあんまりで慌てて続きを読んだ次第。獏さんが書き、老うにつれて、彼らの人柄も関係も動きつつ固まりつつあるのかもしれない。
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いくらでも読める
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過去に読んだことがあるようにも思うがわからない
安心して読める -
笛吹き童子(博雅、嫉妬す)/はるかなるもろこしまでも(伽羅の香残す不思議女)/百足小僧(主人が百足に)/きがかり道人(毎日歩む不思議老人)/夜光杯の女(夜光杯で酒を飲むと見える不思議女)/いたがり坊主(帝の腹痛を治した僧)/犬聖(真面目すぎる僧と赤ん坊と白犬)/白蛇伝(白い蛇に憑かれた僧)/不言中納言(他言無用だった秘密)
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お気に入りキャラの露子姫またもや登場!
もし映像にするなら女優さんは誰がいいかな。 -
安定の面白さ。
『はるかなるもろこしまでも』がとても良かったです。
病床にありながらふわふわと世の中を見て楽しみ、穏やかな心地で息を引き取れるのならどんなに素敵なことでしょう。 -
いやぁもう絶対付き合ってるじゃんこれ と何度つぶやいてしまったか。「ゆこう」「ゆこう」の予定調和が相変わらず(久々に読んだけれど)楽しい。シリーズの他の作品が好みならば絶対に外れない。
本作に限った感想としては、晴明の兄弟弟子にあたる賀茂保憲が「身内の絡む問題」を晴明に依頼しにきたシーンで、彼らが陰陽師と出家者(宗教者)のスタンスの差異を語るところが印象に残った。 -
「笛吹き童子」
鬼とのやりとりも良いなぁ。
自分で吹いている笛と、それをそのまま別のものが吹いているとして
自分の笛の音だとわかるものなのかな。
「はるかなるもろこしまでも」
最期にいろいろなところを巡れて、いろいろなものを見ることができて
新しい生き方をしている人に出逢えてよかったな
「きがかり道人」
月守りの人がしっかり月を先導してくれる
そういう世界観に生きてみるのも楽しそうだな。
「夜光杯の女」(やこうはいのひと)
やり取りの中に無私感あっただろうか。
「白蛇伝」
そういう関係性もあるよな。世の中的な意味でうまく生きられないって
大変だよな。そんなの関係なく楽しく生きられれば良いのに。
「不言中納言」(いわずのちゅうなごん)
前にもねずみが悪さをしていたような気がする。
残った痕跡を調べられるところも同じ。
北山は初めて出てきたな。 -
妖物の元は人の心であるよに思う。
陰陽師を読むとその想いを新たにする。
その心の在り様で、妖物は神にも獣にも鬼にもなり得よう。 -
ムカデの話は気持ち悪かったけど、犬聖とか白蛇の話とかは好き。
著者プロフィール
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