シルバーヴィラ向山物語 母のいる場所 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2004年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167529048

みんなの感想まとめ

介護生活の中で描かれる一風変わった有料老人ホームの日常が、心温まる物語として展開されます。著者の母親を入所させたこの施設の経営者や従業員、入所者たちの個性豊かな人物像が描かれ、彼らの日々の生活が面白く...

感想・レビュー・書評

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  • こんな老人ホームがあるのか!とまず驚き、そのホームがいま現在も存続していることに、とても心強い気持ちになった。著者のノンフィクションは昔から読んできたが、そのほとんどが、介護生活のかたわらに生み出されたものであることにも驚き…、もうすで本書の出版から年月が経っているが、現在まで、そしてこれからの著作も読んでいきたいと思った。

  • この本を読んでから久田恵さんのファンになりました。新聞の人生相談を久田さんが担当された日は、必ず読んでいます。

  • 十年の在宅介護を経た後、有料老人ホームで2年半母親を介護し、見取るまでを描いたノンフィクション。
    恋愛OK。煙草も飲酒もOK。外泊自由の「高齢者専用長期滞在ホテル」
    真実の物語。

  • 著者の今までの作品が好きだったのと、
    最近介護の仕事についたこともあり、
    古本屋で購入。

    それまで10年間自宅で父とともに介護していた母を
    有料老人ホームに入れてから、
    母が亡くなるまでの日々を描いたノンフィクション。

    もともと「高齢者専用長期滞在ホテル」を作る
    という理念から出発したホームなので、
    一般的に浸透している老人ホームのイメージとは
    まったく違う世界がそこにはあり、
    こういうところなら入居者も
    満足して暮らせるのではないかと思った。

    そしてこのホームを作った女社長がとても魅力的。
    やはり「人」がすべてなのだと思った。

  • 娘である作者が、たった一人で両親の介護をする。

    読む前は、暗い話だったら嫌だなと思っていたが、母の入ったシルバーヴィラ向山は、ユニークな入居者がたくさんいる
    楽しい場所。心のこもった介護を受けているご老人達は、お分かりにならない方たちでも、生き生きとしている。

    老人介護について考えなくてはいけない年となった。何かと暗く考えがちだが、こんな施設なら自分は入ってみたいと思った。(購入)

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著者プロフィール

1947年生まれ。ノンフィクション作家。『フイリッピーナを愛した男たち』(文藝春秋)で第21回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。主な著書に『母のいる場所――シルバーヴィラ向山物語』(文藝春秋)、『シクスティーズの日々』(朝日新聞社)、など。両親の介護歴20年。現在、花げし舎を主宰し、編集&取材チームを率いている。

「2018年 『100歳時代の新しい介護哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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