凍れる瞳 (文春文庫 に 9-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167534011

作品紹介・あらすじ

BC級戦犯として処刑された男と甲子園を目指し投げ合った元巨人軍投手スタルヒンを描く表題作と「端島の女」の直木賞受賞作を含む作品集。「頭領と親友」「夜の運河」収録。(郷原宏)

感想・レビュー・書評

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  • 1988年の直木賞受賞作。四つの中篇から構成されている1冊。「小説はリアリティのあるウソでかためるのが楽しい」と作者本人、語っていたらしいが、知らずに読めばフィクションかノンフィクションか判らない作品集だと思う。モキュメンタリーを観た時に近い高揚感があった。再販乞う。

  • 4篇がおさめられている。秋田県の話が2篇ある。昔、実際に起きた事柄や、存在する実際の地名でノンフィクションとフィクションの交ざった不思議な感覚で読めた。

  •  
    ── 西木 正明《凍れる瞳 1988‥‥ 19910510 文春文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167534010
     
     
    (20231128)

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著者プロフィール

1940年秋田県生まれ。出版社の雑誌編集を経て、作家活動に入る。88年『凍れる瞳』「端島の女」で直木賞、95年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞、2000年『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞を受賞。

「2011年 『ウェルカム トゥ パールハーバー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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