河童のタクアンかじり歩き (文春文庫 せ-4-2)

  • 文藝春秋 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167535025

みんなの感想まとめ

多様なテーマを通じて、タクアンへの愛情が描かれた作品は、食文化や社会問題について考えさせられる内容が魅力です。著者は、タクアンを追い求める中で公害や医療、添加物といった幅広いテーマに触れ、読者に深い洞...

感想・レビュー・書評

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  • 単行本で1983年に出版、今回読んだ文庫版は1992年出版。
    沢庵和尚のお墓周辺の地図イラストで"国電"とあって…あ~まだ国鉄時代だったねーと納得。
    イラストが緻密でスゴイ!線が多いけど見ていて息苦しさがなくて、じっくり見ていたいと思わせる。
    線が多い絵(画)って、イラストによるだろうけど、見ていて息苦しさを感じるのがあるんだよね…。
    表紙に「食べ物の本のコーナーに並べないで」と書店への注意書きが。確かにね!!
    読んでて、タクアンが食べたくなってきた。

    タクアンを追い求めてアチコチ行ってるけど、タクアンの話だけでなく公害、医療、添加物問題と色んなテーマが散りばめられていて、読んでいて色々と考えさせられる。
    (当時の)宇都宮大学農学部の前田安彦教授への取材で「消費者自身が自分の食べるものを選ぶ賢さを身につけること」と言っていたのが印象的。
    漬物の歴史から、特徴のあるタクアン(酸味のあるタクアン)の説明とか、合成着色料と天然着色料の違いとか、興味深い内容がいっぱい。

    著者さんが島根県へ行く際に乗った"出雲3号"のA寝台(オロネ14形)。
    イラストを見ていて、座席から寝台になるのってどうなってたの?上段もあるはずだけど、それはどうやって寝台に?と、気になる~。
    "鉄道伝説"再放送してたら、ぜひ見たいと思ったね~。
    …タクアンとも本の感想とは離れちゃいました(苦笑)

  • タクアンから始める妹尾河童さんのルポルタージュ。教科書かなんかで河童さんの名前は見た記憶があるような、だけどたぶん初めて。鳥取県・佐治村/智頭を訪ねた「雪の山陰に"故郷"をみた」という章を読むためにレンタル。つまりこの2年が思い返される。中の人、外の人、行き来するゆえのそれぞれに迫る責任、振る舞い。

  • さちえちゃんの旦那さまからお借りした一冊。

    河童の洞察力というか、好奇心というかもうそれには舌を巻く思いです。
    このタクアン追っかけエッセイ。

    図解もとてもとてもわかりやすく、全く興味のないタクアンにすら興味深くなるそんな一冊。

    舞台美術の第一人者らしいけど、すごいわ。本当。
    そして、ツテもすごい。

    タクアンだけでこんだけ広がるとは!!!!

    タクアン追っかけニューヨークまで行ってしまう、その好奇心に万歳な一冊です!!!

  • こんどは河童さんがたくあんにこだわり続けた一冊。
    塩だったり大根だったり果てには公害まで、沢庵がらみのものごとにいろいろ脱線していたが、これは沢庵のみではネタが尽きてしまったのか、河童さんの好奇心が沢庵の枠には収まりきらなかったのか…。両方かな。
    あんまり沢庵は好きじゃなかったけど、これを読んでると食べたくなってしまって困った。

  • タクアンを食べたくなります。少しだけなら・・・。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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