河童が覗いたトイレまんだら (文春文庫 せ-4-3)

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (412ページ) / ISBN・EAN: 9784167535032

みんなの感想まとめ

トイレというプライベート空間をテーマにしたユニークな視点が魅力の作品で、数々の有名人宅のトイレを覗き、そのインテリアや小物雑貨を紹介しています。普段は見ることのできない個性的な趣味やセンスが垣間見え、...

感想・レビュー・書評

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  • 数々の有名人宅のトイレを覗いてインタビューして、味のある俯瞰図にしちゃうという企画。トイレという極めてプライベートな空間を飾るインテリアや小物雑貨など、普通なら見ることができない趣味丸出しの空間を見るって、かなりおもしろい。
    高橋睦郎さんちに飾ってある"目のある胃袋"と"スカラベ"が欲しいなぁ。

  • 水辺の図書館in水都大阪フェス2013 テーマ「水辺」で紹介した本です。
    2013.6.13

  • 第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第2ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2022.01.02

  • 「妹尾河童」のエッセイ集『河童が覗いたトイレまんだら』を読みました。

    先日読んだ「今井通子」のトイレに関するエッセイ『マッターホルンの空中トイレ』に続きトイレネタです。

    -----story-------------
    森羅万象を覗きまくる男「妹尾河童」が、ついにヨソ様のトイレまでも!
    各界で活躍する52人の家のトイレが、あの河童流俯瞰図とインタビューによって、白日の下に晒される。
    「田原総一朗」氏の便器の蓋への執着、「佐藤陽子」氏のライオン便器、「佐野洋」氏の張り出し空中トイレ等、一度読んだら忘れられない空前絶後のトイレまんだら。
    -----------------------

    「妹尾河童」が52人にも及ぶ著名人の自宅を訪ね、トイレを取材して、独特の俯瞰図とともにエッセイ風にまとめた作品で、1989年3月から1990年4月の間、『週間文春』で発表された作品がまとめられています。

    印象に残ったトイレは、

    ■「椎名誠」邸と「C・W・ニコル」邸の木の便座

    ■「佐藤陽子」邸のライオントイレ

    ですかねぇ。

    ホント、あの独特の俯瞰図で見るトイレって、妙に印象に残りますよね。



    でも、トイレそのものだけでなく、トイレを取材することを通じて、人それぞれのトイレ感というか… トイレだけでなく、排泄に関わる価値観や経験(体験談、失敗談)が明らかになることの方が興味深かったですねぇ。

    体験談では、

    ■「山村レイコ(旧 三好礼子)」が経験したアフリカ マリの共同トイレ

    ■「阿川佐和子」が経験したエチオピア山中のトイレ

    あたりが印象に残りましたねぇ。


    これだけ自然にトイレや排泄のことを聞き出してしまう「妹尾河童」って、ある意味、凄いなぁ… と思いました。



    著名人のトイレだけでなく、番外編として収録されている、

    ■洋の東西 昔の便所

    ■昔の便所はこうだった

    ■宇宙船のトイレ

    ■アジア各国のトイレ

    ■厠からトイレへ

    も興味深く読みました。

    古代ローマ時代(紀元前500年頃)のローマには既に水洗の公衆トイレがあったというのに、その後、ゲルマン民族がヨーロッパに進出してからは、トイレ文化が後退して、糞尿を家の窓から道にぶちまける時代が続いたというのも、不思議な歴史ですよねぇ。

    トイレに関する歴史や文化、価値観って、本当に多様ですね。

  • 河童さん本第二弾。彼の字はとても可愛くて読みやすくて好きなので、文章が手書きじゃなくなってて残念。私はホテルの部屋紹介のほうが好き。

  • 他人にトイレを貸すのも嫌な私にはちょっと抵抗があった本。でも読み進めてゆくうちその嫌悪感が薄れてゆくほど精緻な絵と文。俯瞰図ってなんか好きだな。

  • 20170614読了
    1996年出版。20年ほど前のトイレたち。1年間、芸能人・文化人宅のトイレを覗いてスケッチし続けるというおもしろい企画。ものすごい緻密な絵。今でもテレビでお見かけする人がいる一方、存じ上げない人がちらほらいるあたり、年月を感じる。●この本ではバスルーム横の洗面所空間にトイレを設置したお宅がそれなりに目に付くのだが、この作りは今でも一定数好む人がいるのだろうか。
    20170508蔵書
    20170213登録

  • 久しぶりに読みました。今も第一線で活躍されている方々の丁寧な暮らしや、まだまだトイレに洗浄便座をつける事が贅沢だったはずの時代に、贅をして良いものを付けようという決心に至るまでのトイレを通じた暮らしや健康、仕事に対する考え方を感じることができる本です。

  • 水辺の図書館in水都大阪フェス2013 テーマ「水辺」で紹介した本です。

    https://www.facebook.com/mizubelib2012/posts/676471595698198

  • 2014/10/08購入

  • ウォシュレット発売開始時期の出版だったようで、今となってはかなり昔のイメージ。
    登場人物のすでに何人かは故人になられてますね。

  • 「河童が覗いた」シリーズ。あいかわらずの緻密な俯瞰図。
    ずーっと本棚にあるので、もう何年前に買ったのかさえ思い出せない。


    “森羅万象を覗きまくる男が、ついにヨソ様のトイレまでも!各界で活躍する52人の家のトイレが、あの河童流俯瞰図とインタビューによって、白日の下に晒される。田原総一朗氏の便器の蓋への執着、佐藤陽子氏のライオン便器、佐野洋氏の張り出し空中トイレ等、一度読んだら忘れられない空前絶後のトイレまんだら。”
    -あらすじより。


    トイレをカスタマイズしたくなります。
    トイレ文庫にオススメの1冊。

  • 一種類についてこんこんと書かれてるので、いやに詳しくなった気になれる。汚いとかいう先入観はこの時消えている不思議。

  • なぜかふと思い出したついでに。
    最初に読んだのは中学生の時で、当時知ってた有名人は和田アキ子さんくらいだったけど、誰の家のトイレも面白い。
    しかも、真上から全貌が見れるという構図が、気持ちいい。
    おぼろげな記憶で印象的だったのは、ローマ時代のトイレは水洗で清潔だよっていうのと、ある男性のお宅のトイレには、昔便器にダイブしてしまったパリパリの英語辞典が置いてあってかっこいいなってことだったかしら。
    あと、ご長寿のミジンコ!あれは忘れられない。
    河童さんの挿画が活字に邪魔されずたくさん入っていて、目で楽しめる本。
    カタログみたいに楽しく読めます。

    • rin--kさん
      ミジンコの透視画が忘れられない。
      おまけみたいなミジンコのおっかさん、インパクトありすぎだったよね。
      ミジンコの透視画が忘れられない。
      おまけみたいなミジンコのおっかさん、インパクトありすぎだったよね。
      2012/10/20
  • 著名人の自宅のトイレを河童さんが覗く。
    タイトルどおりのエッセイ。

    一人ひとりがトイレに関して思うことはこんなにもちがうのか、と
    とても興味深い。
    そしてヨーロッパ、アメリカ、日本、アジア・・等の昔のトイレの歴史も
    解説してあります。
    すんごく面白い!そして日本のトイレはすごい!

  • 河童氏が50人以上のトイレを覗く。

    トイレを入口にトイレ観、人生観、環境論、トイレの歴史、UNKO論と様々な出口に発展。
    こんなにUNKOについて考えたことなかった。スタートの食事にこだわるなら、出口についてこだわるのも最もだなと思う。

    タイトルから思えんほど、真剣に考えさせられます。

  • タモリ、和田アキ子などから吉行淳之介、桃井かおりまで著名人のトイレ拝見記。
    妹尾河童の画の細かさに脱帽。ぬかりないとはこのことか。

  • トイレの間取り?w

  • 古本屋で買いだめした河童さんシリーズ第二弾
    今回は著名人の方々のおうちのトイレを覗く企画
    1990年代の本だから、古い人が多いけど、おすぎとかタモリとか今でもおなじみの人達もちょこちょこ出てきていた。
    ウンコの扱いの歴史的変遷も学べて面白かった。
    日本では、河に流す、埋める→農村部で売られる→都市部でも売られる→むしろ処理にお金がかかるようになるっていう流れらしい。

    あと、90年代なのにもうウォシュレットがついてる家庭が多くてびっくり。
    そして自宅のトイレじゃないとしたくないって人も多くてそれにもびっくり。やっぱり著名人でお金持ちだから??

    あとは番外編だけど、ミジンコへの河童さんのこだわり方も面白かった。彼は観察用に60万円の顕微鏡を購入して、「オッカー」と名前をつけたメスミジンコの子供の数を数えたり、幼児期、青年期、妊娠期、老年期にわけてミジンコの心拍数を数えて記録したりしていた。
    この人にはかなわないなあと思った。

  • 妹尾河童さんのこのシリーズは確か全部持っているはず。

    他人の家のトイレってどんなだろう?それが芸能人だったら!
    そんな好奇心をくすぐる一冊ですね。
    そして何よりも俯瞰図が素晴らしいです。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

妹尾河童の作品

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