河童が覗いた仕事場 (文春文庫 せ-4-4)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167535049

みんなの感想まとめ

多様な著名人の仕事場を訪れ、独特な視点で描かれたエッセイ集は、好奇心旺盛な河童の視点を通じて、個性的な人々の生活や考えに迫ります。著者の観察眼によって、普段は見えない仕事の裏側や人間関係がユーモアを交...

感想・レビュー・書評

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  • 河童さんと同じく、予想通り個性的な活躍をされている人々が”覗かれ”ていて、自分は知らなかった人々も河童さんの観察眼によって、興味深く読みました。
    そこから「見えてくるもの」は、河童さんのユーモアのおかげで楽しいものが多いのですが、現代世界の環境や政治、情報や文化(舞台美術家らしく、劇場の問題点も)など、きっと河童さんが普段から気に留めていることが、取材している人物に関連してわかりやすく、簡潔に(雑誌連載だからだろうけど)まとめられています。
    また「覗かれた」人々が「覗きかえした」文を読むと、皆さん河童さんに親しみと敬意を表していることがわかり、それがまた、河童さんの人柄を反映しています。
    ちょっと残念なのが、本の体裁として仕方ないのですが、”ノド”の部分にかかるイラストが見にくいので非常に読みにくかったこと。「覗いた」シリーズは電子書籍になっていないようですが、こういう本はフラットに読みたいものです。

  • 「妹尾河童」のエッセイ集『河童が覗いた「仕事場」』を読みました。

    「妹尾河童」作品は3年前に読んだ『河童が覗いたトイレまんだら』以来なので久しぶりですね。

    -----story-------------
    好奇心溢れる「河童」が「和田誠」、「倉本聰」、「三宅一生」、「山下洋輔」から米大統領執務室、総理官邸執務室まで覗きまくる驚異のイラスト&エッセイ集。
    覗かれた50人からの『河童を覗き返す』も収録!
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    「妹尾河童」が50人にも及ぶ著名人の仕事場を訪ね、例の独特で緻密な手書き俯瞰図とともにエッセイ風にまとめた作品で、『週間朝日』の1985年1月4・11日号から同年12月27日号で発表された作品がまとめられています。

    「妹尾河童」作品は、読むよりも観るって感覚の方が近いですねぇ、、、

    イラストに描かれた仕事場の絵も素晴らしいのですが、独特で読みやすい文字も芸術的です… でも、イラストばかりではなく、エッセイの方も面白いのが、本シリーズの魅力ですね。

    覗かれる方って、なかなか素の状態を出し難いはずなのに、短い取材時間でお互いに打ち解け、仕事だけでなく生活や考え、ライフスタイルまで、いつの間にか、その人の全てをさらけ出してしまっている感じ… 著者の人柄が表れているエッセイだと思います。

    そして覗かれた側からの『河童を覗き返す』で、「妹尾河童」に対するコメントが入っているのも愉しめました、、、

    最終回は、自らの仕事場を覗くことになるのも面白い趣向でした。

    単行本化された際のタイトルは『河童が覗いた50人の仕事場』らしいです… 文庫化の際、ちょっとだけ変更されたようですね。

  • 20180930読了
    1997年発行。河童さんが各界の人々を取材してその仕事場を描いている。その数48名。写真じゃなくてわざわざ寸法を測り比率などを計算して手書きする手法で、というのは誰にでもできることじゃないから、河童さんならではのぜいたくな取材を受けた人たちは幸運なのではないだろうか。最後にはご自身の仕事場も。

  • この緻密な絵をえがける情熱は、ただ枯れることなく湧きあがる〝好奇心〟からだと思う。自分の仕事周りのこと、興味のあること、だけでなく、広くかつ浅からぬ好奇心をいだきつづけられる――。〝河童さん〟には本書ではじめて出会ったが、すごいひとだなあ、というシンプルな感想。

  • 2014/01/25購入

  • 吉原すみれさんが嬉しかった。立花隆さんの昔の書斎や堀江謙一さんのソーラーボードが面白かった。

  • 今となっては、古い本だが、妹尾河童の『覗いた』シリーズの一冊。内容は正直言ってどうでもいい内容で、「覗かれた」人々の感想も美辞麗句が多すぎて少々うんざりする。以前『河童が覗いたトイレまんだら』を読んでいたので、そうだこの本をトイレで読もうと思い、トイレにおいていたがあまりのつまらなさに1年以上かかって読了した。まぁそれぐらいしか感想はないな。

  • ひとは多かれ少なかれ覗き趣味を持っているのです。

  • 楽しい。河童さんの本はついコレクションしてしまう

  • どこまでも厭きない河童ワールド全開。

  • 何よりも細かい洞察力、観察力がこの本には詰まっている。図解はやってみたいけど、こんなに細かくは書けない。<br>文庫本。

  • 著名人の書斎や仕事場のスケッチとレポートの書。絵や美術が好きな人が見たら、河童さんの着眼点に興味が注がれるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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