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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167537029
作品紹介・あらすじ
「男の人が倒れている」一一〇番通報の女の声には妙ななまりがあった——。裁判を通じて明らかにされる経済大国の底辺に生きる女たちの真摯な姿。感動の直木賞受賞作。(石和鷹)
みんなの感想まとめ
経済大国の底辺に生きる女性たちの真摯な姿を描いた作品は、差別感情や選民意識に対する鋭い問題提起がなされており、読者に深い考察を促します。1992年という時代背景を持ちながらも、バブル期の日本社会の一端...
感想・レビュー・書評
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この時代感が。1992年でこんな感じだったのか、というのが驚きでもあるけど、 でもバブルの頃だし、こんなもんかもなぁ。そういう意味じゃ、事実かどうかはさておき、歴史小説としても興味深い。
いやそんなごたくはさておき、日本に出稼ぎに来た若い女性がひどい目に遭って、というお涙頂戴というより、けっこう淡々と進むのが面白い。
おまえ甘い話には裏があるんやで、という裁判官の言葉も正論な感じで趣深い。いや今の日本でも騙されるのがいっぱいいるし、そういうのっていつの時代も変わらんよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
直木賞、解説:石和鷹
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時間があれば。
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夢で終わらせるのも手だけれど
よくしてもらったことは
覚えていてほしいとおもったり
したり -
197冊目。マンションの一室で男が何者かに刺殺されたが、その被疑者は国籍を偽り不法滞在する、元ストリッパーの女性だった。その裁判の行方は…。
例に漏れず、予備知識を持たず、あらすじも読まずに読み始め、なんかこうドキュメンタリーくさく感じた。というのも、小説にしては展開が地味だし、犯人探しかと思いきや、あっという間に捕まるしで、一体どこを主軸にしたのかわかりにくい。
また、章によって主体が女性だったり匿っている男性だったり弁護士だったりと、結構コロコロ変わり、「生い立ちはこうであった」→「実は出身国は全部嘘でした」みたいな、どこを信じたら良いのかわからないところも今ひとつ。
結局のところ、フィリピン人の女性が日本で搾取され、「世間が悪いんや」みたいな話になるのかと思えば、最後の最後でまた違う話(その部分はどう読んでも小説)が出てきたりする。全体に散漫。
直木賞をとった作品ということで、ドキュメンタリーではないのだろうけど、だったら搾取されてどんどんにっちもさっちもいかなくなる、つらい状況を書いてくれたほうが、なんぼか読みやすかったと思う。
ついでに「○○はしかし、」が多すぎ。他のレビューにもあったがダイイングメッセージ「ジューゴー」は「人間の証明」のパクリね、なるほど。
著者プロフィール
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