日本人と「日本病」について (文春文庫 き-14-3)

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167540043

みんなの感想まとめ

日本人の社会特性と文化の深層を探る対談が展開され、読者はその鋭い洞察に引き込まれます。著者たちは、日本人が持つ「空気を読む」能力や、集団内の配慮が時に弊害となることを分析。特に、戦後の日本社会が擬似的...

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。この二人の対談本があったとは!
    二人とも切れ味鋭くてとても共感できる。色々な事象を上手く説明できる、ということでも、都合のよい理由を持ってきた、ということでもなく、長い時間をかけて分析し、考えた結果なんだと思う。欧米との最大の違いは唯一神がいるかどうか、ということに帰結しそうだ。それを持たない日本が独自の文化、考え方、風土を作ってきたことは良いとして、これからはどのように対応していったら良いのだろう??自分の中にも存在する日本人らしさ、日本病をある程度自覚しながらも、それに縛られない自分の考え方、発言のしかたを心掛けていこうと思う。

  • 【収録媒体の変遷,ヴァリエーション】
    ・単行本(文藝春秋、1980年)
    [https://booklog.jp/item/1/B000J85GZC]

    ・『山本七平全対話 5』に収録(学習研究社、1984年)。
    [https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001740121-00]

    ・「岸田秀コレクション」に収録(青土社、1992年)。
    [https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002205714-00]

    ・文庫(文春文庫、1996年)
    [https://booklog.jp/item/1/4167540045]

    ・文庫(文春学藝ライブラリー、2015年)
    https://booklog.jp/item/1/4168130401[]
    [https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784168130403]


    【版元】
    日本人と「日本病」について
    著者:岸田 秀 精神科医。評論家。
    著者:山本 七平 評論家。
    解説:小室 直樹 社会学者。評論家。
    定価:448円(税込)
    発売日:1996年05月
    ページ数 256
    判型 文庫判
    初版奥付日 1996年05月10日
    ISBN 978-4-16-754004-3
    Cコード C0136
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167540043


    【簡易目次】
    唯一神と血縁
    教えて治に至る
    規範なき社会
    明治体制の自己矛盾
    純粋信仰
    組織と共同体
    赤ん坊普遍主義

  • 何だか難しいけど、日本人は空気を読む事と周りに流される事を再認識した感じ。以心伝心とか、察して動けとか、功罪あるよな〜

  • そうですね。ばかりです。

  • ちょっと一般化が行き過ぎで決めつけ過ぎな感じもするが、面白かった。

  • 岸田秀さんが、
    「ほんとうの悪人というのがいるとすれば、それは、
    他人を悪人に仕立てあげる人なんですよね。
    そうしているという自覚なしに。
    ぼくに言わせれば、あいつは悪人だと言って正義を振りかざす奴が
    いちばんたちのわるい悪人です。」とおっしゃっていました。
    とても共感しました。自覚なしに、というのが一番厄介な点です。

    この他、様々な点で共感するところが多い本でした。
    岸田秀さんの本をじっくり読みたいです。

  • 30年前の本なんだって。太平洋戦争で日本軍がなぜ失敗を繰り返したか、を入り口に「日本病」についておふたりが対話する。自虐でも自尊でもない内容で、かえって暗くなる。「なんで日本はこうかなあ」と思ってる人は読めばいいと思うよ。

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著者プロフィール

精神分析者、エッセイスト。1933年生まれ。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教授。『ものぐさ精神分析 正・続』のなかで、人間は本能の壊れた動物であり、「幻想」や「物語」に従って行動しているにすぎない、とする唯幻論を展開、注目を浴びる。著書に、『ものぐさ精神分析』(青土社)、「岸田秀コレクション」で全19冊(青土社)、『幻想の未来』(講談社学術文庫)、『二十世紀を精神分析する』(文藝春秋)など多数。

「2016年 『日本史を精神分析する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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