ふつうの医者たち (文春文庫 な-26-8)

  • 文藝春秋 (2003年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167545086

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  • 2003年でいってる「今でこそ」や「あの頃は」と今と変わってなくない?

    ・賢い子は医学部受験
    ・日本は国際協力後進国
    ・最近は公衆衛生から入って、大口叩く若者が増えてるけど、現場レベルがわかってない

  • 医者という職業の中で、それぞれが見つけていく専門分野。

  • 夏に友人に借りてた本を
    やっとこさ読み終える←遅い

    医師であり芥川賞作家でもある著者が
    無名の「ふつうの医者たち」5人と対談した記録。

    海外医療協力、基礎医学研究、結核医療、リハビリテーション、そして文学。
    それぞれのフィールドで活躍してる人へのインタビューは
    そのフィールドの「個性」ってのが表れてる気がする。
    一言で「医者」と言っても
    その人が対象としているものだったり
    死生観だったり様々な価値観だったり…は本当に多種多様で
    そのフィールドの影響が大きいんだな、と
    やたら納得してしまった。
    特に印象的だったのは「人の体への信頼」の話。
    人の体は儚いものなのか、それともたくましいものなのか。
    その人が見てきたものがこんなにも価値観に影響するんだなぁと驚く。

    しかし「ふつうの医者」って何だろう。
    著者は「ふつうの医者」であろうとし、
    それにこだわった。自分自身のバランスを崩すほどに。
    でも「ふつう」って何だよー!?と叫びだしたくなる。
    無名ならば「ふつう」なのか?
    ただありのままでいれば
    それで十分「ふつう」なんじゃないか、と思ったり。

    この本の著者と
    この本を貸してくれた友人が
    似ているというか何というか、
    そんな感じがした。
    …というと彼に何と言われるか(笑)

  • 南木佳士さんと”ふつうの”医者たちとの対談集。僕にはどの人もふつうの医者には思えないですが。ふつうの医者というのが存在するかどうかは分からないけど、僕の中では、平均的な医者というのは、2種類いて、1つ目は病院勤めで過労死寸前の人。もう1つは特徴がいくつかあって、・週に1日定休日があり、2日は半日営業・ほんとは作家になりたかった・郷土史研究にのめりこむまあこんなとこです。

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著者プロフィール

南木佳士(なぎ けいし)
1951年、群馬県に生まれる。東京都立国立高等学校、秋田大学医学部卒業。佐久総合病院に勤務し、現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべり その他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞を、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。ほか主な作品に『阿弥陀堂だより』、『医学生』、『山中静夫氏の尊厳死』、『海へ』、『冬物語』、『トラや』などがある。とりわけ『阿弥陀堂だより』は映画化され静かなブームを巻き起こしたが、『山中静夫氏の尊厳死』もまた映画化され、2020年2月より全国の映画館で上映中。

「2020年 『根に帰る落葉は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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