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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784167545161
みんなの感想まとめ
日常生活の中での小さな出来事や心の変容について、著者が率直に綴ったエッセイ集です。初老の男性の視点から、同じテーマが繰り返し描かれることで、読者は重要なメッセージを何度も受け取ることができます。特に中...
感想・レビュー・書評
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南木佳士のエッセイ集.初出は2004年から2005年にかけて.
著者もあとがきで書いているが,同じ話が繰り返し何度もでてくる.日常を生きている「初老男の周辺にそれほど珍しい事件がおこるわけはない」のである.
それでも読んでいると,大事なことを何度も何度も繰り返し言ってもらっている気分になって飽きることがない.
私もあと何年かするとこういう境地に至れるのだろうか.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2004年から2006年にかけて発表されたエッセイ。作者が50代半ばの頃(1951年生まれ)。
好きな小説家なので、発表された作品はできるだけ読むようにしている。でも雑誌に発表されるエッセイをその都度読むのは無理で、まとめられた時に読むことになる。短い期間に発表された作品群なので、テーマが限られた範囲に集中してしまう。無論作者も承知で、「おなじ題材の繰り返し使用が目立つ」と気にしていて、そのため「題材の切り口や味付けを変えて書く」とあとがきに書かれている。
さらに「いまでは繰り返しを恥ずかしいとは思わなくなった…妙な虚構をたくらむほうがよほど不自然ではないか」とも。
ところで本編中に以下の記述が。
「あとで後悔する」
二箇所ほどあったように思う。もう一般的になってしまったのだろうか。
P.149
人は変容する。変容しなければ生き延びられない。
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