受け月 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1995年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167546045

作品紹介・あらすじ

願いごとがこぼれずに叶う月か……。鬼監督と呼ばれた男が、引退の日、空を見上げていた。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「切子皿」など七篇。感動の直木賞受賞作。(長部日出雄)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間ドラマと野球をテーマにした短編集は、青春や人情の深さを描き出しています。作品の中には、昭和の香りが漂う登場人物たちが織りなす物語があり、彼らの熱い人間関係が印象的です。各編はそれぞれ独自の味わいを...

感想・レビュー・書評

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  • 伊集院静さんのご冥福をお祈りいたします。

    野球にまつわる短編集で、野球に青春時代を捧げた方は響くものがあるのかも知れませんが、個人的には響くものが無く、全体的に緩急のない内容であまり満足できませんでした。

  • 古い作品なので、登場人物の行動やから考えが昭和っぽいところがあるのだが、人情に熱い人が多いなと思った。

  • 全短編お見事です。

  • 一編一編、味わい深い。いまという時代にはそれはドメスティックヴァイオレンスではないかと思う箇所もあったけど、全体で見ればすごく優れた短編集だった。

  • 先日の「受け月」があまりにも美しかったので、早速。伊集院静さんの著書は初めて。思っていたよりもさらりと穏やかに読み進めることができた。
    野球にまつわる短編、7編。
    表題作はやはり受け月の件が秀逸。他は生々しい物語もありながらも、淡々としていたように思う。

  • 05

    様々な人生の機微を描く名手だなあと
    自然描写は五感に訴えるもので
    太陽のきらきらや澄んだ空気、水のせせらぎの音まで感じられるような。いつもそう感じます。

    「切子皿」「受け月」では
    特に感情の揺れ動きを感じることができました

    伊集院さんの作品は
    登場人物の心の奥底にある悲しさやるせなさを感じさせますが、同時に前を向ける温かい希望をくれます

    これからも読み続けようと思います

  • 某店主におすすめしていただき、拝読。
    短編集であり、全編を通して一貫性もある。ぼくの好きな人間模様もじわりと響く作品でした。

  • 美しく静かな短編集。どのエピソードも野球が絡んでいて、しかも少しずつ繋がっている。す〜っと入ってくる感じがするのはそれだけ作品としての出来がいいということか。

  • このテイストが良いな。

  • 直木賞

  • なるほど

  • 伊集院氏のファンなので。他の作品から読んでいて、遅ればせながら手に取った。一つ一つの短編が丁寧に描かれており、人の心を感じさせる温かみのある物語だった。特に「冬の鐘」「受け月」が好きだった。

  • 野球に絡んだ様々な人の人生についての短編集だった。
    多くは頑固な性格であるが、それは信念とも言え大切なことだと考える。それでも人生に大きな影響を与えられるような出来事があるとき、人は等しく信念を曲げる必要があると考えさせられる話ばかりだった。
    特に表題の「受け月」は良かった。初めてその言葉を知った。
    直木賞とはこんな素晴らしい作品なんだと再確認した。

  • 心の隅々まで沁み渡るような哀しさや気の弱い優しさ、どうにもならない諦めに似た後悔…
    人の心の内側を見事に描き切る筆力。

    人間って捨てたもんじゃないなと思わされる。

  • うまい人だ

  • 何はともあれまずはRIP。
    久方ぶりに手に取りましたが、ちょっと上手すぎるかもしれないなぁ。
    才があるのは間違いなく、短編として軽く読めるけれども余韻がしっかりと味わえる。なかなかこういうことをやってのける作家はおりませんし、やっぱり惜しい作家がこの世を去ったんだということです。

  •  
    〔book〕 1125
     
    ── 伊集院 静《受け月 1992 直木賞 19950609 文春文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167546043
     
     Ijuuin, Shizuka 作家 19500209 山口 東京 202311124 73 /
    /作詞=伊達 歩/韓国籍=趙 忠來/通名=西山 忠来
     
    ♀夏目 雅子 女優 19571217 東京 横浜 19850911 27 /旧姓=小達/1984-19850911 [B] 籍=西山 忠来の亡妻
    ♀篠 ひろ子 女優 19480308 宮城 /東北学院大学中退/旧姓=沼澤 博子/19920807 [O] 籍=西山 忠来の三妻
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20220424
     
    ……「強がり言って誰にも会わず」「最期まで自分の生き方を貫いた」
    © (C)デイリースポーツ/篠 ひろ子が発表【全文】
    肝内胆管がんで治療を受けていたが、回復にいたらず、帰らぬ人
    となった。妻で女優、篠 ひろ子(75)=本名・西山 博子さん=が所属
    事務所を通じてコメントとともに発表した。10月初旬に肝内胆管がん
    との診断を受けたことを、10月末に公表。篠さんによると、その後は、
    「誰にも会わず」に「2人だけの時間」を作ることができたという。
     
     2人は1992年に結婚した。前妻は1985年に急性白血病で死去した女優
    ・夏目 雅子さん。篠は20年以上、女優としての活動は休業状態となっ
    ている。
     
    …… いつもお世話になっております皆様へ。
    突然のご報告となりますが、11月24日伊集院静は永い旅に出てしま
    いました。かねてより肝内胆管がんの治療をしておりましたが、残念な
    がら回復に至りませんでした。
     
     自由気ままに生きた人生でした。人が好きで、きっと皆様に会いたかっ
    たはずですが、強がりを言って誰にも会わずに逝ってしまった主人のわ
    がままをどうかお許しください。最期まで自分の生き方を貫き通した人
    生でした。
     
     私たちに寄り添って2人だけの時間を作って下さった皆様、そして応
    援してくださったファンの皆様に心より御礼を申し上げます。
     ありがとうございました。 西山 博子(篠 ひろ子)令和5年1124
     
    (20241125)

  • 「夕空晴れて」良かったです。
    心に沁みる作品集ですね。

  • 最初の短編が刺さったかな。あとのはとくに印象に残るのはなかったかも。あ、最後のやつは心にささくれが残る小気味良い?痛さが残ってよかった。野球をテーマにした作品ってのを自分はそんなに読んだことなかったけど、これはこれでよかった。作品の向き合い方的にね。ちなみに野球小説で早見和馬の6シックスって作品あるんだけど、あれはゴミ。作者が野球知ってないし、向き合い方が真摯じゃない。

  • 7/5は江戸切子の日
    直木賞受賞作、伊集院静さん『受け月』。
    「切子皿」をはじめ、人生の機微を描いた連作短編集を。

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著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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