母の男言葉 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2004年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167546090

みんなの感想まとめ

テーマは人間関係や自己認識の探求であり、著者のユーモアと素直さが際立つ作品です。読者は、作家の伊集院静に対する親しみやすさを感じ、彼の人生観や男同士の関係性についての考察に共感を覚えます。特に、彼のダ...

感想・レビュー・書評

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  • 伊集院静という作家は知っていた、夏目雅子の旦那ということがきっかけだが。小説は読んだことがないが、すっかり伊集院静が好きになってしまった。この連載を書いていたのは本人が50歳代前半だろうか、今の自分と同じくらいらしい。何とも馬鹿ったれで嬉しい。こんな人を大人と呼んでいいのだろうかとも思う。男同士の付き合い方なんてまるで高校生のそれと変わらない、むしろお金を持っているからタチが悪い。女性につぎ込まないのが救いかな、実際はわからないけど。世のことの多くを野球で学んだんじゃないかな、だから時々あれっと思うことがあるけど許せてしまう。ダメなところはたくさんあるけど、格好つけて隠さないところがいい、ズルいともとれるけど。家人が篠ひろ子っていうのも驚きだなぁ。なんとも羨ましくバランスがとれたふたりだ。

  • 伊集院氏のエッセイとしては秀逸。
    文春での連載を楽しみに読んでいたのを思い出しました。

  • 「二日酔い主義」の最終話が収録されています。「私は男として、父の肝心なものを見落としていた気がしてならない。」(P75)、「人生には季節がある。」(P155)、「M先生に逢えたことは、私のすべてであった。」(P229)、「悔いのない人生はない。誰もが失敗し、あの時、ああしておけばよかったとか、無念の思いを背負って生きている。それが人の生だと思う。」(P240)、「他人の中に平気で入って行くな」(P335)が印象に残りました。

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著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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