猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4164
レビュー : 531
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167557034

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な不思議な、そして素朴な物語でした。
    そして深く味わいのある脚本でもありました。
    主人公の「リトルアヒーリョン」は僕の頭の中でブリキの太鼓のオスカル少年が重なってました。

  • 雰囲気で読み終えてしまったことを後悔している
    どんな体勢なんだろうってそればかり考えていたもので

  • 怖い怖い怖い。
    大きくなることが怖い。
    大切なものを失うのが怖い。
    でもまた、読んでしまう。

  • もの悲しい雰囲気の話だった。
    皆が控えめで、多くを望まず、運命を受け入れ、抵抗することも逃げ出すこともしない。
    華々しさも大成功もなく、物語としては大変地味。
    世の中の片隅でひっそり生きる人たちの淡々とした中に温かい人情が垣間見える。

  • 2018年、30冊目です。

  • かなり昔に読んで、内容がうろ覚えだったので、また読んだ作品。
    お話としてはあまり興味を覚える分野ではなかったのですが、穏やかな人達との会話と穏やかな空気感は好きな作品でした。

  • 強さは美しさ と理解できる少年
    その時点で天才だったのかな...

  • とても静かな物語でした。
    盤下の小さなチェスプレイヤーのリトル・アリョーヒンの棋譜は、チェスがわからなくても美しく感じられます。
    綺麗で不思議なタイトルはリトル・アリョーヒンが指すチェスを表してました。
    登場人物たちもどこか悲しく、物語も悲しいところはあるのですが、寂しい美しさがあります。
    リトル・アリョーヒンのお祖母さんの言葉がとても良いです。「目か、耳か、喉か、とにかくどこかに、普通の人にはない特別な仕掛けを施して下さったのさ。」「それを見つけ出して生かすのは、神様じゃない。お前だよ。」

    読んでいるあいだ、リトル・アリョーヒンは演じるならジェイコブ・トレンブレイくんだな…と思っていました。
    この物語も、邦画じゃなくて洋画だと思います。

  • 結末が最高で悲しかった

  • はるかむかし高校生のときに単行本で読んでとても好きだなとおもった話。人に薦める機会があって再読。すべての登場人物が尊くて愛すべき人たち。薄い水色の空気感にシャボン玉みたいなあぶくがキラキラ光ってるみたいな感覚。ミイラへの気持ちがキラキラしすぎてはあ…ってなる。

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著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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