猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 531
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167557034

感想・レビュー・書評

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  • 2018/5/24

  • 2010年本屋大賞5位

    少年がチェスと出会い、チェスという宇宙の大海原に身を任せて漂うお話。

    悲しいお話ではあるけれど、絵葉書のような、イラストのような描写でとてもきれい。
    これはファンタジーになるのかな!? 女性的な感覚がないと理解するにはちょいと厳しいかと…orz

  • 半分しか読めなかった。
    博士の愛した数式しか読んだことなかったけど、もっと生活に根付いた優しい文章だったようなきがしてました。

    少年の影をこの後も同じトーンで描かれるのかと思ったらもう本を開く気になれず、読了できなかった。

  • チェスの天才少年が、チェスを通して色色な人生を見る。

  • からくり人形の中に入りチェスを指すリトル・アリョーヒョンは人知れず美しい対局を繰り広げていた。
    彼の心の機微と人生を描いた本作には、執拗なまでに繰り返される陰湿な描写が多いため、この世界観に気持ち良く酔うどころか不消化を起こしてグロッキーになってしまった。(特に主人公の口唇の記述が不快。)
    文学的な言い回しの中に理系単語をとってつけたように混ぜ込んで悦に入っているような文章がやたらと目につくのだが、こういった作風なのだろうか。

  • 成長と死が常に関わってストーリーが進んでいた印象。
    だけど、キレイなお話。

    ただ、わたしはどこか寂しいお話だと感じました。
    最後の終り方も、温かさもあるけれど、寂しさのほうが大きかった…。

    話自体は良いのかもしれないけれど、
    この独特の世界・どことなく流れる死が、今の私には苦手でした。

著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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