猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.04
  • (529)
  • (485)
  • (296)
  • (60)
  • (20)
本棚登録 : 4162
レビュー : 531
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167557034

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 独特の世界観という意味では圧巻だと思いますが、個人的には好みではなかったんですよね、特にエンディングが。。

  • 文章から想像される映像が、どうも私には合わなかったようで・・・。以前読んだ小川洋子さんの作品も、似たような空気を感じました。レビューをみる限り高評価の方が多く、この空気感が好きな方も多いのかなと思いますが、残念ながら私は途中で怖くなって読むのをやめてしまいました。最後まで読めば感想も変わるのかな?

  • 小川洋子さんの文章は美しくて好き。
    なんだか、丁寧な気分になりたいときにこの人の本を手に取る。
    ただ、この本に関しては正直内容がよく分からなかった。 雰囲気や文章は好きなんだけど。

  • 詩のようにチェスを指す少年の話。綺麗な文章だけど、なかなか読み進めるのがしんどく感じた。

  • 『博士の愛した数式』の著者

    チェスがテーマだけど
    青春小説というかんじではなく
    すごい静か

    静かすぎてちょっと物足りなく感じてしまった

  • ミリオンセラー「博士の愛した数式」からの流れを感じる作品。ただ、私には感傷的な文体が(古典的な)文学作品っぽ過ぎて、今一つのれなかった。
    相手の棋力が低くても必ず美しい棋譜を残すというのを読んで、相手がヘボな手を指しても、わざとチェックメイトを見逃して手加減するのか? それで美しい棋譜が描けるのかなどと疑問を感じてしまう自分が野暮なのか?

  • チェスをモチーフとした、ちょっと摩訶不思議な幻想小説?
    比較的、人気小説なのだけど、読むのに手間取ってしまいました。つまり…あまり好みではなかったみたい。

    ずっと気になっていた本をやっと完読。
    のわりに…読後感はいまいち。
    大きくなり過ぎて、デパートの屋上から降りれなくなった象のインディラ。
    少年にチェスを教えた廃車バスで暮らす男。やはり大きくなり過ぎて、バスの中から出られなくなった通称マスター。
    少年の妄想から生まれた、壁に挟まれた少々ミイラ。
    大きくなることを恐れ、11歳のまま成長が止まった唇に毛の生えた少年、のちのリトル・アリョーヒン。
    文学風な流れが、ちょっと疲れました。
    ストーリーの流れは自然ではあるけど、いまいち付随するエピソードが必要なのかどうなのか…ちょっと私には響くものがありませんでした。
    2016.08.13

  • 唇が閉じられた状態で生まれ、術後の唇に脛の皮膚を移植された少年が主人公。歳をとるにつれてその部分から脛毛が生えてきて、揺れたりもつれたりする描写にわたしはどうしても嫌悪感を抱いてしまう。美しいチェスを刺せるのに、力を発揮出来るのは盤下にいる時だけ。だから身体を縮こめリトル・アリョーヒンの中に入って人形を操るにはぴったりだった。彼の心の支えである、象のインディラやチェスのマスターや少女ミイラに共通するのは、みんな「孤独」だということ。読み進めるうちに、うつらうつらと夢を見て、海底やチェスの盤下のような暗闇の中に引きずりこまていくような気がした。

  • 本屋大賞2010年5位。人形に入ってチェスを指す人の物語。特殊な設定だらけの浮世離れした世界で話が進んで行く。登場人物の身体的な特徴や、小物などの道具が美しくなく、違和感というか不潔な感じ。この人の文書力ならもっと美しい幻想的な世界が描けると思うけど、意図的に異物を混入させている感じ。神経を逆なでされるようであり、そこが、好きになれない。文書の読みにくさもしかり。娯楽小説とは一線を画して文学を追及してますという意思表示なのかも。他の本屋大賞のランキング入りのやつでもたまに感じることがある。

  • 読み進められず、途中で断念。

著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)のその他の作品

猫を抱いて象と泳ぐ Audible版 猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子
猫を抱いて象と泳ぐ 単行本 猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子

小川洋子の作品

ツイートする