風味絶佳 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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レビュー : 307
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167558062

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  • 読書録「風味絶佳」2

    著者 山田詠美
    出版 文藝春秋

    p76より引用
    “レードルやスクレイパーや菜箸、まな板や
    トングに至るまで、台所用具は、いつだって、
    私を快楽に導いてくれる。”

    目次から抜粋引用
    “間食
     夕餉
     風味絶佳
     海の庭
     春眠”

     恋愛をテーマにした、短編小説集。
    全六編。
     建設会社で働く雄太、イマイチ職場に寂し
    さを感じる彼にとって、職場で少し浮いた存
    在の寺内は気になる存在で…。(間食)

     上記の引用は、料理好きの女性の心の中。
    使い慣れて手に馴染んだ道具は、それを使う
    事自体が快感なのかもしれませんね。
    買って来た新品の道具を、自分の手に馴染む
    まで育て上げると、より一層仕事の能率が上
    がるものなのではないでしょうか。
     甘くて渋くて、少し苦い。そんな短編が集
    められています。私にはあまり合いませんで
    した。

    ーーーーー

  • よくある山田さんの話。

  • 詠美節には飽きたの。短編ならタイニーストーリーズの方が良かったな。うまいけど、飽きたの。

  • 短編6つ。
    どの話も少し特殊な仕事をする男たちが登場する。
    ほとんどの登場人物をすきになれず、不快になる話もあった。
    人間が犯罪にならない程度に狂ってるかんじ。
    引用はひとつめの作品「間食」から。

    自分の位置が定まらず二人の女を都合良く使い分ける、ろくでもない鳶職の男。
    前の家庭から逃げてきた女は、清掃車の作業員である男の腹を自分の料理で満たすことにしあわせを感じる。
    アメリカかぶれのグランマの影響を受けて育ったガソリンスタンドで働く男の失恋。
    離婚し実家に帰った母が引っ越し業者の幼なじみと初恋をやり直すのを感傷的に見つめる娘。
    汚水槽の清掃員がベタベタに甘やかすどんくさい妻。
    火葬場に務める父の再婚相手は、息子の片想い相手でもある同級生だった。

  • 放課後の音符、アニマル・ロジックに次ぐ3作目。近年の山田詠美作品を読もうと思って買ったのだけれど、初期作品のほうが好きでした。いつか読み直したら評価変わると思うし、ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリーも読むべきと思うけど。

  • 女の子はシュガー・アンド・スパイスだ。

    確かにそう思う。
    優しいだけでは物足りない。


    風味絶佳は好きだった。
    しかし、他の作品の主人公たちにまっっったく共感出来なかったため、★2。

  • なんか違った。
    世界観が奇妙で、あまり受け付けなかった。
    いろんな愛し愛されがあるんだなぁと。
    味わい方がよくわからなかった…

  • 恋愛って、何だろう。どういうことなんだろう。読み終えて考えてみるけれど、なんだか切なく、苦しくなった。話の中では、海の庭がお気に入り。

  • 友達のおすすめで読んでみたけど、あんまりはまる話がなかった
    短編集 いろんな職業の人が出てくる
    それぞれ味があるといえばあるけど共感し憧れるものではなかった

  • 私には合わないかもしれない。

著者プロフィール

山田 詠美(やまだ えいみ)
1959年、東京生まれ。明治大学文学部中退。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを飾る。87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年 『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16「生鮮てるてる坊主」で川端賞を受賞している。その他の著書に『無銭優雅』『学問』『タイニー・ストーリーズ』『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』などがある。

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