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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167559045
みんなの感想まとめ
テーマは人間関係と自由な生き方が交錯する中での心の葛藤です。主人公の北村や周囲の人物たちの行動には驚かされ、時に身勝手さに腹が立つこともありますが、その一方で彼らが放つ熱量には圧倒される瞬間もあります...
感想・レビュー・書評
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ねじめさん、こんなこと書いちゃっていいんですか?そんな感想が最初に浮かびましたが、それを読みたかったのはおまえだろという声も聞こえてきます。
それにしても、書かれている人たちは、もう、みなさん、この世の人ではないのかもしれないですね。
懐かしい昭和の話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
詩人の不倫の話。
途中からフィクションなのか、そうでないのかよく解らなくなった。
置き去りにされた人達を思えば、身勝手さに腹がたつ。
だけどこんな風に、自由に生きてしまう人達が放つ熱量に、ちょっと圧倒されてしまうことがある。 -
主人公北村の言動にいきなり面食らう。「なんなんだ、こいつは」しかし周囲も相当に強力・したたかな人物揃いで、途中から「なんなんだ、この人たちは」となった...。人の心は鎖にはつなげない。しかしたとえ心が離れても、その相手を傷つけない言動を心がけるのが、大人の優しさではないだろうか。そういった思いやりを踏みにじったところから詩が次々と生まれたのは。なんとも皮肉。そして阿子。彼女は実在したのだろうか。
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私の好きな詩人2人にこのような三角関係の確執があるとは知らなかった。知らないで詩だけ読んでいた方が良かったかもしれない。でも知っていた方が深く詩を理解できるかもしれない。太郎さんの詩の日常の情景、その苦しみや悲しみには背景が存在する。だからこそ心に強く響いてくる。舞台裏を覗き見たような今は複雑な心境だけど、踏まえた上でもう一度北村太郎の詩を読み返していきたい。
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面白かったー。大変恥ずかしながら登場人物をほとんど知らないし、ねじめ正一作品も初めてでしたが引き込まれました。実話を元に書いている小説のようですが、登場人物たちと著者の距離感が絶妙でなんとも言えない。あんな勝手な男どものそばに居るどの女性にも共感できないけど、詩人なんて、男なんて勝手なものなんだろうし身近でなければ勝手な人間の人生は面白いのだ。解説で西川美和が「夫を生かしているのは自分の支える<生活>であるという自負が妻達を生かしている。毒々しいまでのその自負が蔑ろにされることで、妻たちは壊れた」「生活を舐めたことで男は生活に復讐されたが代わりに生きた言葉の湧き出す人生を手にした」というようなことが書かれていて、その鋭さにまたまたうなってしまいました。
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主人公の、自分勝手で独善的で哀れな様子が丁寧に描写されている。ラストで「えっ!?」となって、ある登場人物についての描写を読み直した。
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50代って結構じたばたしているんだな、とちょっと安心させられたのがティム・オブライエンの「世界のすべての七月」。同窓会に集まった10数名の男女の外見はもちろん変わっていますが、中身はそのまま。相変わらず落ち込んだり恋をしたりするのであります。
ところが「荒地派」の詩人たちのパワーたるや、オブライエンの主人公たちの比ではありません。生に対する執着心の違いなのでしょうか。
傍から見れば悲惨な暮らし振りですが、己の声の命じるままに突き進む姿は神々しく、そして哀れでもありました。 -
これが実話だと知って、「なんてドロドロな関係を生きているんだ」と衝撃でした。
物書きの世界は、その発想力から人間的にはだいぶ濃いという深い方が多いとは思いますが、ここまで来ると、そりゃ小説になりますよね。
家族がありながら仲間の物書きの妻を寝取るとは、恐れ入りました。 -
老いてなお引越と恋愛を繰り返す詩人の半生物語、行動心理の洞察は素晴らしいが、モテモテの詩人は作者の妄想か?
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作家さんの世界かなぁ
不倫でもなんか違うような
昭和のにおい -
詩人てそんなにモテるのか。
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よかった、不倫の話だけどどろどろしてない。彼らの詩集とあわせて読むのがおすすめ。
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ねじめ正一さん、初めて読みました。
好きな内容、好きな文章でした。
詩人だから奔放なのか、奔放だからこそ詩人なのか。
詩の良さは正直良くわかりませんが、あの時代に、これほど自由人がいらっしゃったのね〜と、驚きとともに感動。
年をとってもオトコとオンナ、何があるかわからない。どうせなら、正直に生きた者勝ち。
周りを気にしない、強いココロが必要ではありますが。 -
詩人の恋愛観、人生観。実話をモチーフに詩人が書いてるだけに迫力が違った
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詩人・田村隆一の妻を奪ったのは、親友であり詩人の北村太郎。
奪い、奪われ、また、取り戻す。
取り戻したのに、次の女を手繰り寄せる。
そうだよ、表現者って、奔放で然りなのだと思う。
ゲス不倫とか、騒がないでー。 -
P385
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