日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2013年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167560195

作品紹介・あらすじ

ミスター「危機管理」最後の闘い!



「よど号」から「ダッカ」まで、テロリストの脅迫に屈した弱虫国家の舞台裏を暴き、これからの日本の行く末に警鐘を鳴らす!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テロリズムと国家の脆弱性をテーマにした本書は、日本赤軍によるハイジャック事件を通じて、当時の日本の危機管理の実態を鮮明に描き出しています。著者は、事件に関わった当局の視点から、個人的な思い出を交えつつ...

感想・レビュー・書評

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  • 【ミスター「危機管理」最後の闘い!】「よど号」から「ダッカ」まで、テロリストの脅迫に屈した弱虫国家の舞台裏を暴き、これからの日本の行く末に警鐘を鳴らす!

  • 2013 7/6読了。大垣書店で購入。
    日本赤軍による数々のハイジャック/シージャック事件について、対応当局にいたりいなかったりだった著者の視点で書かれている本。
    個人的な思い出話みたいな記述が多く、主観入りまくりではあるのだが、それはそれとして、日本赤軍の事件ってこんなに限られた犯人たちがやっていたのか+ハイジャック⇒釈放要求、それに応じて釈放⇒釈放された人物がまた事件を、という流れの多さが印象的で面白かった。
    こういう時代もあったんだなあ、とかなんとか。
    まだ逃亡中の犯人はどうなってるんだろう。

    • kabe36さん
      逃亡中の犯人の大半は,よど号事件の時に北朝鮮に亡命していて,時々,マスコミに近況が出ますね。高齢になって病気になり,望郷の念にかられる人もい...
      逃亡中の犯人の大半は,よど号事件の時に北朝鮮に亡命していて,時々,マスコミに近況が出ますね。高齢になって病気になり,望郷の念にかられる人もいるようです。
      2013/07/07
  •  あさま山荘以来の氏の著書。若干大げさな言葉ながら、迫力ある記述はそのまま。細かい記録もすごい。他にもクライシスマネジメントのプロは何人もいるはずだが、断然氏の存在が目立っているのはなぜだろうか、とふと思った。これくらい迫るノンフィクションは珍しいので、もっと多くの著作が読みたい。
     ハイジャックは最近は国内ではきかないが、自分の生まれたころには示されるように多くの事件が起こっていたことを知る。この赤軍という集団も今となっては今ひとつピンとこないが、当時の雰囲気を知ることができた。読後の今は迫力にただ押されているだけだが、じっくりと他の本も読むなりして咀嚼していきたい。そう思える本。

  • 佐々淳行氏が外事警察として関わった70年代の日本赤軍などによるハイジャック事件の紹介。
    こんなに多くのハイジャック事件が起きていたこと、釈放要求に応じることなどにより、一度捕まっても別の犯行に及ぶ者たちもいたことなどは驚いた。

  • 事件に呼ばれる男・佐々氏による日本ハイジャック史という
    ところかな。

    直接、氏が携わった事件ばかりではないので概要だけのものも
    ある。その時々の政府や警察の対応は分かるのだが、少々讃美
    的なのが気なるのはやはり著者が警察官僚だったからか。

    海外で乗っ取り事件を起こし、要求した現金と共にテロ支援国家
    へ逃れた日本人が、また事件を繰り返すのだから堪らないね。

    勿論、人命第一。しかし、みすみす犯人を逃してしまっては同じ
    ような事件が繰り返されるだけ。「超法規的措置」っていうのも
    いいんだか、悪いんだかな。

    だからといって、人質がぎょうさんいるのにロシアのように強硬
    突入。犯人も人質も死んじゃいましたじゃ嫌だけれど。

    「よど号」事件の時、聖路加病院の日野原先生が同乗していた
    ことは有名。人質に向け、長々とアジ演説をぶつ犯人。「質問
    は?」と聞いたところ、ひとりの乗客が問う。

    「ハイジャックってなんですか?どういう綴りですか」。答えられない
    犯人。そこで日野原先生。「君も学生なら勉強しておきなさい。
    ハイジャックというのは…」と説明し、スペルまで解説したそうだ。

    また、後年、訪朝団として北朝鮮で「よど号」事件の犯人と面会
    した政治家センセイは佐々氏に「日本に帰りたいと言っている。
    事件はなかったことに出来ないか」。

    海外逃亡中は時効に含まれません。当然のようにお断りしたら
    憤慨されたとか。こんなのが日本の政治家なんだよな。もう実名
    出しちゃえばいいのに。

    上記のようなこぼれ話は面白いのだが、近年の著者の作品は
    回想録の観が強い。安田講堂やあさま山荘のような臨場感に
    欠けるのが残念。ミスター危機管理もお歳なのだよな。

    尚、巻末には日本のハイジャック年表があるので資料として
    はいかもしれない。

  • あさま山荘に比べるとやや内容が薄いような
    それでも聞いたことはあっても、どんな事件か知らなかったので興味深く読めた
    ハイジャック
    三木武夫
    超法規的措置
    繰り返されるハイジャック

    三木武夫が、どうしようもない
    お花畑な人間でアメぽちでしかない
    ということは分かりました

  • 筆者が経験してきた数々のハイジャック事件への対応。

  • 全共闘世代ってろくなことしないな

  • もっと現場ならではの緊迫感に期待したんだけど、期待外れだった。

  • 日本人にかかわる主なハイジャックの一覧や、普通の本ではあまり出てこない赤軍、ダッカ事件などの佐々なりの説明が出てくるので、このあたりの歴史をよく知らない世代は、読んでおくべきなのだろう。

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等に警備幕僚長として危機管理に携わる。86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、89年昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。2000年、第四八回菊池寛賞を受賞。2001年、勲二等旭日重光章受章。著書に『東大落城』(文藝春秋読者賞受賞)等がある

「2016年 『重要事件で振り返る戦後日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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