- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167570088
作品紹介・あらすじ
喧騒のロンドンを遠く離れて、スコットランド付近まで。領主館の宿に泊まり、野の小さな草花を愛で、極めて珍妙な風景に心和ませる。そしてなんと幽霊にも遭遇…。著者自身の撮影による美しい写真と文章で、愉悦と発見の旅を辿る。傑作『イギリスはおいしい』の続編ともいえるフォト&エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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イギリスの観光旅行記、と言ってもロンドンやマンチェスター、リバプールのような都市でなく日本人のほとんどが知らないような田舎の旅行記。90年代の知識層が好きそうなウイットに富みつつも少しおちゃらけた文体が懐かしい。最近こう言う本が減った気がする。
本当に現地で著者が感じたことを書いているだけなので教養的に得るものは(少なくとも現地に実際に行かない限りは)少ないが、箸休めに読む本としてはかなりいいと思う。
でも「イギリスの料理はロンドンでなく田舎料理だ!」と宣うけど、写真見る限りそこまで美味しそうに見えないのだがどうなんだろうなぁ。エルダーフラワー・コーディアル(エルダーの花で作った炭酸水)はちょっと飲んでみたいけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスはおいしい
でも
ロンドンはおいしくない、とのこと -
"イギリスはおいしい"が、食中心なのに対し、こちらは、建物や庭、風景中心。
個人的には前のほうが面白かった。 -
建築物の話メイン。私は1のほうが好きです。
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1の方はにやにやしてしまいすぎて
電車で読めない記憶があったのですけれども
(また読んだら登録します)
こちらは大丈夫でした。
イギリスへの愛もしかと伝わり^^^^
写真もきれいで、またときどき読みたいです。 -
1とちがって短編集であり旅行記。林先生のイギリス愛が前回以上にだだもれで先生が愛しくなるような本でした。
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個人的に写真よりスケッチのががイメージを喚起されるような。田園を愛するリンボウ先生、今回はユーモア控えめでちょっとぐちっぽく。