逃げ水半次無用帖 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2002年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167581039

みんなの感想まとめ

時代小説の枠を超え、ミステリーや幻想的な要素が織り交ぜられた作品が展開されます。江戸の上野界隈を舞台に、腰を悪くした御用聞きの佐助とその娘・小夜、色男の逃げ水半次が織り成す哀しき珍事件の謎解きが魅力で...

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説でミステリ?幻想?っぽくもある……
    行間に漂う久世光彦でございとい、どこか怖い気もするんだけど魅惑的な雰囲気…におやかな気品というか色香というか……久世光彦だなあ……

  • 江戸蛍小路に住む御用聞きの佐助は、腰を悪くして以来“居ながらの佐助”となり、十七になる娘の小夜が“察しのお小夜”としてその十手を預かっている。この家の庭の隅に小屋を建てて住むのが、絵馬師で超色男の“逃げ水半次”である。彼らは上野界隈で起こる哀しき珍事件の謎解きに挑む。
    今回も、妖しく、狂おしく、ちょっとエッチで、底なしの哀しみを帯びた作品世界が広がる。3ページ目で半次にコロリとやられてしまう。自分のことを「あたし」と言う辺りが、江戸の色男っぽくて堪らない。一話完結の短編ミステリーの形態だが、最終章には意外な展開が。

  • 引き続き多忙な毎日の中で読んだせいもあるのか、全く面白さを感じなかった。
    この人の本って確かもう1作品読んだ記憶があるが、それもつまらんと感じたような、、、
    要するに合わない、ってことでしょう。

  • 逃げ水半次、居ながらの佐助、察しのお小夜、夜鷹のお駒、実相寺・花幻尼(かげんじ)、半次の母・倭文重(しずえ)、貸本屋の倅・クロベエ
    とんぼの富十、蔭間同心・夏目雪之丞

  • 江戸時代のミステリーと言う感じでしょうか?
    半次の幼少の記憶に事件(?)の謎解きが重なって来ます。

    短編なので読み易いですね。
    ラストの「恋ひしくば」…えーーー。結末はどうなったの??
    読者の想像に任せているのかな??
    ハッピーエンドで終って欲しいな。

    続編が有ればまた読んでみたいお話です

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著者プロフィール

久世光彦

一九三五(昭和十)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。九三年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、九四年『一九三四年冬――乱歩』で山本周五郎賞、九七年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、二〇〇〇年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。一九九八年紫綬褒章受章。他の著書に『早く昔になればいい』『卑弥呼』『謎の母』『曠吉の恋――昭和人情馬鹿物語』など多数。二〇〇六年(平成十八)三月、死去。

「2022年 『蕭々館日録 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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