古代幻視 (文春文庫 う-10-1)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167583019

みんなの感想まとめ

多様なテーマを通じて日本古代史の深淵に迫る作品です。著者は大胆な仮説を展開し、縄文文化やアイヌ文化における魂の再生に関する思想を掘り下げ、土偶や吉野ヶ里遺跡の謎に挑みます。また、清少納言の作品に対する...

感想・レビュー・書評

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  • いつまでも若いという感じ。
    書きながら夢中になっている様子が伝わる。

  • 梅原猛さん歿の報に接して久しぶりに読んだ。昔々、『隠された十字架』を読んでワクワクしたのを思い出した。独特な史観なのだろうが、人を動かす力を感じる。

  • 日本古代史研究でこれまで多くの波紋を生み出してきた著者が、さまざまなテーマについてこれまで以上に大胆な仮説を提出している本です。

    土偶や吉野ヶ里遺跡について書かれた文章では、縄文文化やアイヌ文化における魂の再生に関する思想からの連想によって、その謎に迫ろうとしています。

    清少納言について書かれた章では、『源氏物語』に比較して軽いとみなされがちな『枕草子』が書かれたのは、藤原道長と中宮彰子の隆盛が決定的となり、清少納言の使える定子が零落したことに対する悲しみの声を聞き取ろうとしています。

    また「北野天神縁起」について書かれた章では、著者の怨霊史観に基づいて、菅原道真の怨霊を鎮め、その力で後鳥羽上皇を呪った摂関家と慈円の謀略を明らかにしようとしています。

    そのほか、『今昔物語』に記された怪異譚について論じた文章などもあります。

  • 図書館にて貸出。
    文庫。

  • 日経新聞に連載されていた、古代に関するエッセイを一冊にまとめた本。通説とは違う歴史の読み取り方がとても面白く、実際に、古事記や中世文学を読みたくなります。

  • 縄文時代から中世:今昔物語まで、梅原氏の想像力が爆走する。古代史ファンなら読むべき一冊。

  • 歴史ってこんなに面白かったのかと目から鱗です。

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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