われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1024
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167588014

作品紹介・あらすじ

愛ってなんぼのものか、わたしはこうして健康に打ち勝った、あなたも禁煙をやめられる、なにも考えないで楽しく生きる方法、超好意的女性論序説、汝みずからを笑え…などなど本邦初の「お笑い哲学者」が、人間について哲学的に、大マジメに考察した、摩訶不思議、変幻自在、抱腹絶倒の処女エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • ここまで理屈をこねくりまわせるというのは、哲学者はすごい(笑)
    ところどころに出てくるユーモア(むしろ本音?w)は本当に笑いました(電車で読んでたので笑いをこらえるのが大変)。こんな先生いたら大変だろうけど楽しいだろうな~
    最後の方がちょっと長くて飽きちゃいました。こねくりまわすなら3~4ページぐらいが丁度良いかもしれません。

  • 土屋賢ニの本は全般的に(それが哲学書であっても)
    電車やバス内で読むには勇気が必要すぎる。
    微笑や含み笑いでは済まない、破顔を周囲に曝け出す事になるぞ。

    「コーヒー返せ」的な笑いをここまで生み出せるのは
    とぼけた口調で語ってはいても、やはり頭が良いからなんだろうな。
    でなきゃ大学教授なんて務まらないだろうし。

    ユーモアエッセイといえば
    昔はさくらももこや群ようこ辺りをよく読んだが
    笑いの起爆力がそもそも違う。

    恐ろしいほど謙虚な態度で語られる文体
    天才としか言いようのない画力
    いつの間にか煙にまいてしまう説得力・・・
    同僚や上司としてなら決して一緒に仕事をしたくないタイプだが
    本を通して出会う土屋賢ニは憎めない、素敵な紳士だ。

    ちなみに森博嗣と土屋賢ニの対談は
    互いのキャラがとても出ていて面白い。

  • まったく新しいジャンル。天才的なへりく・・いや論理的思考。哲学の奥深さ。
    土屋先生が聡明で思慮深いのはもちろんだが、読者もそれ相応の知的センスが求められるとは限らないかもしれないとは思わくもなくはないかもしれないかもとは思えないはずがないかは分からない。

  • 自分の弱さをさらけ出せる人が一番、強いんだと感じた作品。
    自分を面白おかしく笑ってやれる人になりたいな。

  • Kindle

  • なんてことないテーマや話題なんだけど、こんなに面白く考えるというか文章にすることが出来るんだなと、素敵だなと。

  • ちょい笑い、ニヤリとしたいときに

  • 1994年の作品。
    哲学者ならではの、屁理屈や詭弁を縦横無尽に駆使して、面白おかしく綴ったユーモアエッセー。ラストの「何も考えないで楽しく生きる方法」では、哲学のなんたるかを結構真面目に語っている。全編、おたゃらけた雰囲気の中で、何となく哲学しているような気にさせるエッセーだった。

    柴門ふみの「ふみの恩返し――解説に代えて――」も良かった。

  • <a href=\"http://www5.ocn.ne.jp/~otearai/diary.html\" target=\"_blank\">プチ日記</a>の作者のお薦め。面白いトコとくどいトコと滑ってるトコあり。

  • 御茶の水女子大学で哲学を教える著者のユーモア・エッセイ集。

    哲学者というと、やくたいもない理屈をこねる変人というイメージがありますが、そのイメージを思いっきり増幅したような文章のエッセイです。まとめて読むとバカバカしくなってしまいますが、ちょっとした空き時間に少しずつ読むと楽しめます。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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