藤原悪魔 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 118
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167591021

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  • 藤原氏のエッセイは、ときどき世界の歪みから真実をえぐり出しているように感じる。
    最後から二つめ「バモイドオキ神の降臨」などは特に、異常な事件の阪神大震災との関連性や、少年の内面に迫ろうとする部分は、非常に説得力があると改めて感じた。

  • まゆ毛犬を思い出す本。
    「エンパイヤステートビル八十六階の老女」の話が印象的。
    一人のホームレスのようないでたちの老女が、盗んだカメラで自分と、窓からの景色を写した。
    その老女の意図を深く考えてしまう。

  •  藤原新也という人は、「藤原新也的視線」とでもいうべき独特のものの見方をする。読んでいてそれをヒシヒシと感じた。
     「バリ島に住むマユゲ犬が微笑む理由」なんていうどうでも良さそうなものから、凄く深遠な答えを導き出す。写真家というより、カメラを持った思想家だね。

  • 阪神大震災やオウム事件、酒鬼薔薇事件などの社会問題に対するものから、100年に1度咲く竹の花の話や花びらを食べる魚、まゆげ犬などのファンタジックな話まで、独特な世界観を持つ著者の写真とエッセイ集。
    重くて暗いテーマもあるけれど、個人的に彼の動物に対するエッセイと写真はとてもやさしい想いが感じられ、なごみました。

  • 辛口の藤原氏にしては切ない話が多い気がします。猫の島とか好きです。でもタヌキもいいよ!犬の話は切なくさせてくれます。

  • 表紙にもなっている、まゆげ犬の謎が解けます。世界は広い。まゆげ犬よ、永遠に。

  • 独特の皮肉と個人の意見が、自分的には大好きな人です。自分がその地に行ったらどう思うのか?日常を捨てて、飛んで行きたくなる紀行文&エッセーです。自分を持つことは、大変だけど楽しいことだと思わされます。

  • うう、サイコー

  • デヴィッド・シルヴィアンも使った「眉毛犬」の元祖.

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著者プロフィール

1944年福岡県生まれ。『印度放浪』『全東洋街道』『東京漂流』『メメント・モリ』『黄泉の犬』『日本浄土』『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』『死ぬな生きろ』『書行無常』『なみだふるはな』など。

「2020年 『なみだふるはな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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