キライなことば勢揃い (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 80
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167598068

作品紹介・あらすじ

「ふれあい」を名称とする公共施設がいろいろある。「ふれあい図書館」「ふれあい体育館」、単に「ふれあい館」なんてのもある。一体、何をするところなんだろ?「思い出づくり」「いやし」なんていうのも気持わるい。日本の社会全体が小学校の仲よしクラスになったみたいだ…言葉の頽廃に警鐘を打つエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • "日本語の勉強になるが、そこまで知らなくてもいいと思えるところまでとことん教えてもらえる素晴らしい本。
    忸怩たる思い=みずから顧みて恥ずかしく感じる
    ということも本書で知ることができる。"

  • 「ふれあい」や「いやし」といった言葉が氾濫することへの不快感を語った文章など、いつものように言葉にまつわるエッセイが中心ですが、中には戦争中に英語が禁止されたという通説の誤りを指摘したものなど、歴史にまつわる話題も多く収められています。

    「『太平記』編纂の周期的リズム」という文章を取り上げて、「=」(イコール)の使い方のずさんさを批判した文章も収められています。ただ、著者があげている「歴史=物語」や「編纂=叙述」という言葉は、フランス現代思想などを踏まえたテクスト理論ではよく見かける表記で、個人的にはそれほど違和感は覚えませんでした。もっとも、フランス現代思想界隈の議論自体が大概いい加減なものだという見方もあるでしょうが。

  • 相変わらず調子がよい。

  • ふれあい。
    何代目。
    づを守る会
    丁。

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著者プロフィール

1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。本書で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが」を連載。主な著書に『中国の大盗賊・完全版』『漢字雑談』『漢字と日本語』(講談社現代新書)、『お言葉ですが』シリーズ(文春文庫、連合出版)、『水滸伝の世界』『三国志きらめく群像』『漱石の夏やすみ』『水滸伝と日本人』『しくじった皇帝たち』(ちくま文庫)等がある。

「2018年 『本が好き、悪口言うのはもっと好き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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