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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167598105
みんなの感想まとめ
多様な歴史や文化に触れながら、著名な文人たちのエピソードを通じて、深い知識と洞察を得ることができる作品です。特に、武蔵高校での体験や、騎馬民族説に関する興味深い逸話が印象的で、著者のユーモアも感じられ...
感想・レビュー・書評
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『お言葉ですが…』シリーズ⑨、48回分。
「武蔵にいたころ」と「管弦楽組曲二番」は、東京江古田の私立武蔵高校で「漢文」の非常勤講師をしていた頃の話。居心地がよくて5年も勤務。牧歌的なエピソードの数々、どこか漱石の「坊ちゃん」を想わせる。
「騎馬民族説と天皇」がおもしろい。騎馬民族説の江上波夫が亡くなった時、言語学者の田中克彦が雑誌に追悼のエッセイを載せた。昭和天皇はさびしくなると、江上の家によく電話をかけてきて、話にこないかと誘ったという(そのあと、宮内庁からお迎えの車がやってきた)。高島はこれを読んで「たまげ」る。「雑誌の記事でこんなにびっくりしたのははじめて」とまで言う。天皇陛下が一庶民のところにジーコジーコ電話をかけて「もしもし」言うのが、どうしても想像できないのだという。うーん、そうかな。
p.s. 後年、田中克彦はこの雑誌エッセイを単行本に収録するにあたって、「あとがき」のなかで、なにがそんなに「たまげる」ことなのか、天皇陛下だってふつうに電話する、たまげるのは田舎者だからだ、とパンチを食らわしている(『田中克彦コレクションⅠ』)。なお、おふたりは岡山大学で同僚だったことがある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毎回たいへん勉強させてもらっているこのシリーズも、第九巻までたどり着きました。
今回は、「門弟」という観点から古今の名家を論じた回が興味深かったのですが、一回に芭蕉、徂徠、宣長、白石、柳田国男などをいっきょに語り、その後森鴎外にまつわるエピソードの紹介に移ってしまったのが残念でした。このテーマで、崎門学派や中江兆民・幸徳秋水の師弟など、五、六回分のエピソードはざらにありそうなのですが、他に語りたいことが尽きないということでしょうか。それはそれで、九年も連載を続けてきて、なおネタ切れにならないというのも、驚くほかありません。 -
楽しく読みました……としかw
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