- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167598112
作品紹介・あらすじ
「四字熟語に関する辞典」が大手出版社から度々上梓されるのを見ると、需要は確かにあるようだ。しかし、その内容に踏み込んでみると、首を傾げるようなものばかりで…日本人の漢字コンプレックスを鋭く衝いた表題作を初め、音訓の問題、歌、地名、文人たちの逸話など、今回もまた、言葉をめぐる面白エッセイが満載。
感想・レビュー・書評
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この本がシリーズ最終刊と知ってちょっとガックリ。
もっとずっと読んでいられるものだと思っていたので。
とりあえず全巻発掘しておいて、いつでも読めるようにしておこうと思う。(2009/03/16)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国文学者の著者による、変な日本文化、日本語への揶揄集。本人はエッセーのつもりかもしれないが、揶揄集としか言いようがないくらい皮肉が利いていて、スパイシー且つファニー。
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四字熟語の辞書を買うのは「あまり程度の高くない人なんじゃないか」とありますが、うちにもあります、四字熟語辞典。『漢検四字熟語辞典』(日本漢字教育振興会)です。漢検対策の辞書なので、「あとからひとこと」で読者の方が指摘されている、パズルが使用目的というものにあたるのでしょう。
森鴎外に関するエピソードは、少し前に読んだ著者の『座右の名分』(文春新書)と一部重複する内容でしたが、こちらも面白く読みました。 -
連載はとうに終わってしまっているので、ちびちびと大事に読んでいる。この巻では、副題になっている四字熟語の項が目ウロコであった。
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高島先生の本は痛快で面白い。全部読む。
津波。
森鴎外。
何何している。
認知症。