野中広務 全回顧録 老兵は死なず (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167600037

みんなの感想まとめ

政治家の人生を振り返りながら、政治の内幕や哲学を語る本書は、著者の豊かな経験と深い思索が詰まった一冊です。地方の政治家としての視点を持つ著者は、公共事業の削減や戦争の記憶を通じて、庶民の声を大切にする...

感想・レビュー・書評

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  •  京都の田舎町の町議から、自民党幹事長にまでのぼりつめた著者が自らの政治家人生をふりかえり、自民党政治の内幕を告白している。それと同時に、「非情な政治は長続きしない」といった政治哲学も語られる。野中広務という政治家がよく分かる一冊。
     野中さんというのは、やっぱり「地方の政治家、庶民の政治家」なんだと実感した。地方の公共事業の削減に警鐘を鳴らし、ひとりの国民として体験した戦争の記憶を持ち続け、安易な右傾化を批判する。そのような政治家は次第に少なくなっているし、これからも減り続けると思う。それは仕方のないことだと片づけてしまってのいいものか‥。

  • 政治界の悪役が語る政治の裏側

  • 野中先生のおしゃべり

    完全野中目線では
    真実は測りかねます
    時代は非情なり



    本会議を見ると30人ほどの民主党員が小泉さんが何か言うたび一斉に拍手している。おそらく彼らは自民党に入りたくてたまらないのだと思う。次善の策として民主党から出馬しているのだ。優秀な人材が与党に入れないのも小選挙区の弊害。

    橋本改革で外交官試験を廃し、それまで外務省だけ独自の試験を実施し受かれば中退でも採用された。外務省が聖域になりその内部でチャイナスクールロシアスクールと専門分野に分かれた。加えて自由に使えるお金が多く、機密費の問題へ、開発援助に商社や政治家が群がる構造…

    佐藤優はノンキャリ組、彼が鈴木の知己を得て力を振るうのをキャリア組は愉快でないはず


    郵政法案、参議院で否決、→衆議院解散→衆議院可決
    衆議院解散権は濫用されることになれば民主主義は間違いなく死んでしまう
    まして小選挙区比例代表並立制では党執行部の権力は絶大でただでさえ独裁政治を招来しやすい危険性を内包しているのだ。

    それにしても竹下さんの秘書だった青木さんがここまで小泉さんを支持するのは今もって信じられない。

    郵政民営化の下準備
    小泉さんは全く動こうとしなかった。その行動を見るとむしろ否決を望んでるのではないなという疑念が頭から離れなかった

    非常な政治は長続きしない。

    小泉チルドレンは奇矯な行動が目立つばかりでそこには政治に対する信念や国家観、有権者との信頼関係など全く感じられない。選挙とは一体なんなんだ

  • ニュースだけでは知り得ない政治の側面が垣間見られよかった。野中氏や後藤田氏等、戦争を体感してきた人の存在は大きく思う。

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