ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.14
  • (50)
  • (27)
  • (31)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 288
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167604028

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2010年 7月読み終わった

  • 面白かったけど、最後の終わり方が個人的にいただけない。
    どう終わらせていいのか分からなくなって無理やり終結させたっていう感じがする。
    この作者さんは未完の小説も結構あるみたいだし、勢いに乗って思いつくまま書いてたら終わり方がみえなくなったのかな~?

  • 物語後半。オーストリアが大帝国を築くその礎になる領土拡大のさまざまな工作や戦の裏で何があったのか・・・主人公の屈折と悩み、そして自分のとるべき道を見出すまでの道のりが、戦のための政治的取引と並行して実に鮮やかに描かれています。
    テンポがよいので、とても読み進めやすかったです。

  •  マリア・テレジアの話。ユダヤの青年が、オーストリア人として生きようとするその苦悩を、マリア・テレジアの夫、フランツのサイドから見ている。
     これぞ、エンターテイメント! 人物は魅力的だし、見せ場いっぱいだし、映像的だし、いやあ、面白かった。
     が、この最後は…。まぁ、いいんだけどさ。
     王としての器はあっても、主人公やマリア・テレジアのような強烈なものがないフランツが、最後の辺りで主人公にかける言葉で泣いた。自分に必要なものが何かを、本当に知っている人は、強い。
     今のところ、藤本ひとみのベストは、これと「ウィーンの密使」だな。

  • 23歳のマリア・テレジアの即位を侵略の好機と見た列強諸国は、オーストリアに対する干渉戦争を仕掛けた。ハプスブルク家を支え、欧州各地で戦功を重ねるエドゥアルトにとって、ユダヤ人の家族との再会も、出世の道具でしかないのか?野望と挫折、再生のドラマをダイナミックに描き尽くした大河小説。

  • 200706
    半日

全18件中 11 - 18件を表示

著者プロフィール

藤本 ひとみ(ふじもと ひとみ)
1951年、長野県生まれの作家。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。
国家公務員として厚生省に勤務し、その後は地方公務員に。兼業で少年・少女漫画の原作を手がけて、1984年集英社第4回コバルト・ノベル大賞を受賞。1992年に西洋史、犯罪を主題とした小説を描き始める。『侯爵サド』『ジャンヌダルク暗殺』で第19回および第23回吉川英治文学新人賞の最終候補。
ほかの代表作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』など多数。

ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)のその他の作品

ハプスブルクの宝剣〈下〉 単行本 ハプスブルクの宝剣〈下〉 藤本ひとみ

藤本ひとみの作品

ツイートする