華麗なるオデパン (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2007年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167604097

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

華やかな上流社会の裏側を描いた物語は、ファンタジーの要素を取り入れつつも、グロテスクな面を下品になりすぎずに表現しています。主人公、高宮真織が結婚を経て再びオデパンの女王として立ち上がる姿は、上流社会...

感想・レビュー・書評

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  • 随分前に読んだのだけど、ふと思い出して再読。
    有閑倶楽部の大人版みたいで、ファンタジーとして読んでる。
    こういった華やかななかにグロテスクを感じるものも藤本ひとみが書くと下品になりすぎないエンターテイメントになるのがいいなと思う。

  • 「オデパン」とは「親のすねかじり」をフランス語で表した頭文字から。
    大手企業の役員子弟だけが集まるハイソなサロン。
    結婚を機に会から遠ざかっていた高宮真織は、ある事件をきっかけにオデパンの女王としてリーダーに返り咲く。

    上流社会の男と女の駆け引き、きらびやでよそ者には底意地の悪い世界。
    ブランド、ジュエリー、食器類など登場する品々は楽しく読んだが、趣向を凝らしたバーティの余興は何が面白いのかわからなかった。
    ストーリーとしても普通。

  • 女の底意地の悪さや計算高さ、上流の異世界なんかをこれだけ書いても、他の作家みたいに嫌悪をあまり感じさせないのがおもしろくてつい読んでしまう
    切り取り方によっては相当どろどした話になるんだろうけど、そうされたら疲れて読めないからこういう書き方はありがたい
    嫌なものを嫌な書き方しない人って希少なんじゃないかって気がするので

  • 天神橋筋商店街の古本屋さんで思いつきで購入。得した気分。
    知らない世界を本で知る。理想通りの時間を得た。
    全く知らない、全く縁のないセレブの世界。
    単純に面白かった。
    残念なのは、爽快感、すっきり感が半端になって終わったこと…
    シリーズを今度は電子書籍で購入した。

  • #bookoff

  • 藤本ひとみの本読んだのって何年ぶりだろうか。。。中学生のときにすっごくはまってみんなで読んでたな(笑)
    そんなときの気持ちがよみがえったこの本。
    たまたま、こんな本があることを検索して知って、購入して読んでみたら、
    すっかりはまった。
    読みやすいし、若いころ、コバルト文庫で藤本ひとみの本読んでた人は、
    楽しく読めるのでは。
    33歳になった美馬くんがでてきて、きゃーっと思った私。
    主人公がどーやって、社交クラブに入り込んだ意に沿わない相手を、
    追い詰めていくか、どきどきしながら、爽快に読めます。
    続きも買ったので、読むのが楽しみ。
    これからどーなっていくのか、なんか序章になりそうな終わり方だったし。

  • もうね、いいんです、やまなしおちなしいみなしでも。
    これ本気なの?ギャグでしょ?でもいいの。
    何もなくとも萌えがあるのが藤本ひとみ作品だもの。

    いいの、33歳の美馬さんが出てきてれば、もうそれで。

  •  オデパンとは、親のすねかじり、をフランス語でいった頭文字からきてるそうな…。
     お金持ちでハイソな子息令嬢の集まりであるオデパン。そのリーダーだった真織は結婚し、オデパンから長く離れていた。が、そのオデパンの存在を脅かす女の出現に、仲間から請われ、彼女はオデパンに復活する。

     も、地でいく「家庭画報」ですか。
     とにかく、ハイソでセレブな感じが、あますところなくでてきます。ま、こういうのを屈託なく描けるのが藤本ひとみの強み。林真理子が書いたら、間違いなく、野心をもてあますようにオデパンの男を狩りにきた庶民の女に肩入れし、そっちの視点でしか語れないんだろうな。

     とはいえ、真織も順風満帆な生活を送ってる訳じゃない。彼女の夫というのが、とっても庶民でしかも俗物、ついでに「朱にいれば朱に交わろう」なんて考えもない男なのだ。
     でも、藤本ひとみの筆はその状況に同情を抱かせるようにはいかない。
     若さゆえの過ちであった、だから今、その代償を払っているのだと、あくまで冷静なのだ。

     この突き抜けたクールさは、すごい。

     物語は、短編の連作になっていて、庶民の女と、また別の男が絡んで、まるで万華鏡のようにすすむ。
     
     読後、何かを得たという感覚は薄いが、ただ「美しかった」とそれは強く思える。
     美しいものを、美しいと感じさせるように描くのは、実は難しいだよね。

  • 美貌と知識と経験を活かしに活かし、勝負する。
    少々恐ろしいですが、綺麗、可愛いだけではない、強かな女性にあこがれました。
    読後感は爽快!なんだかちょっと元気になります。

  • こういう世界もあるんだな、と感心し、最後まで爽快感を持って読めた。読後背筋が伸びる本。

  • いわゆるお金持ちの話。
    読後が気分爽快。この系列の本も読もうと思った。

  • 作者はよく研究してるな、という印象。一般社会とはかけ離れていて 没頭はできなかったけど あまりにも醜い女の戦いがついページをめくらせていた。

  • 既読

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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