恋愛事情 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年4月10日発売)
3.09
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167606084

みんなの感想まとめ

中年男性の恋愛事情を描いた短篇集で、特に不倫や純愛、複雑な人間関係がテーマとなっています。登場人物は社会的地位を持つ初老の男性と、年齢差のある女性たちで構成されており、男性の視点から描かれたストーリー...

感想・レビュー・書評

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  • 中年と呼ばれる年代の男性の恋愛を描いた短篇集。
    特に不満もない妻がいながら、若い女性と不倫していたり。
    昔の恋愛を思い出す機会があったり。
    女性目線とはまた一味違った面白さがあった。

    2016.7.6

  • オトナの恋愛事情を描いた短編集。いずれの短編も、登場人物の男は社会的な地位もある初老で、女は男よりもひと回り、ふた回りも下である。不倫もあれば、純愛もあり、よく解らない関係もある。女性の読者が読めば、きっと石を投げつけたくなるような、どちらかと言えば男の目線で描かれた短編ばかりではないかと思う。しかし、文章とストーリーは一級品であり、いずれも下世話な物語ではない。

    『土鍋』『封を切る』『修羅の狭間』『残像』『不在の女』『赤心』の6編を収録。

  • 恋は大事。切ないのも大事…

  • 寂寞感? 哀惜感? ゆったりと落ち着いた雰囲気はそこそこ表現されていると思う。ただ、男性に都合のいいことばかり、男性に都合のいい女性ばかりなのが鼻につく。

  • 「恋愛事情」そのストレートなタイトルと帯にあった「恋に定年なし」に惹かれて手に取った。この文庫本は14年前初版のようだ。一昔前の50代、大人でありつつ、まだまだ気持ちが若く恋心を抱くことができるひとはいるんだなと元気づけられた。
    成就しなくても恋は恋。それ自体が人生を彩ってくれる、そう思う。

  • 男性目線の恋愛小説。
    それ以上でも以下でもなく。

  • あらすじ(背表紙より)
    「不思議なことに、好きな女のことを一番話したかったのが、女房だったんだ」。かつての友人の告白を一笑に付した主人公は、恵美と付き合うようになって、初めて夫婦の不思議な関係に気づかされることになる(「土鍋」)。初老にさしかかった男たちの恋心や友情を時にシリアスに、時にユーモラスに描いた短篇集。

  • ほろ苦い、ビターな恋愛短編集。

    どれもこれも終わらせ方というか、
    「続きが気になる、でもこれ以上続くと安っぽいかも・・・」という絶妙なラインで
    閉じているのが個人的に良かった。

  • 初老にさしかかった男たちの恋心を描いた短編集。解説・藤田香織

  • 楽しく食事をする女性たち
    藤田宜永さんはずっと前に義足や義肢を作る技士の話を読んだことがあるようにおもいます。
    彼のこの短編は全体的に生臭く生活感にあふれています。テーマは社長とその周囲の女、半分くらい読んだかなと思って本をめくってみると、あと3ページしかないという作品が多かったです。終わりかたがあっさりしすぎていると感じるのはワタシだけではないと思いました。
    おいしく楽しく食事をする女性がたくさん登場するところはとても気に入りました。

  • 10/06/02 大人の恋愛短編集、イチ押し。
         主人公はみんな金持ち(笑)

  • 中年男性の恋愛話、、、。
    イマイチ、分からんかったなぁ。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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