TOKYOデシベル (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167612047

みんなの感想まとめ

人は言葉を交わさなくても、深い理解を得ることができるというテーマが描かれています。特に、家族や友人、恋人との関係において、目に見えない絆が存在することを感じさせます。夜明け前の静けさや、無音の瞬間に立...

感想・レビュー・書評

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  • なんかこう。。。男女間のことがパターン化あるいはアナログというか面白くはなかったなーー。なんでだろう。私のピッチとこの本のピッチは合ってない気がする。音とか無線とか音の地図とか、それは楽しいんですが。。文庫は売る。再読は未定。。

  • 人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。
    そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。
    家族、子弟、仲間、恋人・・・。

    なのに、人は惑わされる。
    見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。

    夜明け前には、無音になる瞬間があるのです。
    実際には家電製品の生活音や自然の音を消すことはできないのだけれど、「無音」を感じ取る感覚が、人間には備わってるのだと思います。

    そこには必ず「生」が存在して、自分を含め、生命の存在は異質ではない。
    こんなにさまざまな音に囲まれて生活しているのに自分が馴染めない=異質な存在だと感じるのに、無音の、その瞬間に立ち会うと、次第に音が浸透してくるときには、「自分は生きているんだ」と強く感じるのです。

    大音量の無音。
    それは、私自身の声なき慟哭。

    しばらくしたらまた読み返そう。
    (盗聴しても得られるのは厳しい現実だけですよ、人は、夢見ていたほうが幸せだと、常にそう思ってます)

  • 耳がいい人はうらやましい。
    音楽やるにも、言語を学ぶにも
    耳の良し悪しで違ってくるから。

  • 「グラスウールの城」が好きだったな。
    東京、音、というアイディアは好き。
    文章の作り方に時々違和感を覚えることがあって☆2つ。
    それにしても、登場人物がみんな少し歪んでいて、苦しんでいて、もがいていて。東京にいるとそうなっちゃうのかなぁ。

  • うーん
    なんだかくどいような
    音のマップを作るような男性
    彼女の電話を盗聴するんだけど、彼女の浮気を疑って。。
    でも結局なんかの宗教?
    よくわからない・・・・・・・

  • 街の音に、耳を澄ませる。ちょっとそんなことを、してみようかなと思うようになった。街が奏でる音たちは、時折、愛おしく、時に拒絶したくなる。そんな存在になった。〜「音の地図」を読んで。
    この著者の初期の「音の三部作」をまとめて文庫化した一冊だそうです。

  • 辻仁成独特の退廃的というかなんというか、この作品自体はあまり面白くなかったような、いまいちでした。

  • ピアニッシモの次くらいに好みの作品。言葉の堅さがいい。音が聞こえてきそうな単語たち。

  • 内に秘めた爆音を静かに奏でる文章。

  • 2008

  • 「音の地図」「グラスウールの城」「ゴーストライター」の3つからなる短編(中編?)集。
    リアルな生活感がなく、それが好きか嫌いかで評価が分かれそうな気がする。
    小説の面白さがつかめそうで、つかめず、もやもやしてしまった。

  • 日本の音たちが聞きたくなった。

  • 騒音測定の仕事をしている青年は恋人の心がつかめなくて、彼女の留守番電話のメッセージを盗聴している(「音の地図」)。幻聴に襲われるレコード会社の辣腕ディレクター、神の音を求める男(「グラスウールの城」)。心の奥底に響く真の音、音楽とは?都市の音に託された青年の孤独と愛を描ききった異色の傑作作品集。他に一篇収録。

  • もっと自分の音を考えようって思っちゃった作品です。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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