天地無用 テレビ消灯時間6 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167622091

感想・レビュー・書評

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  • ものすごく久し振りに読んで、ターゲットになっている番組もずいぶん古いけれど、単純におもしろい。
    やっぱすごいな。

    もし生きていれば・・・。
    この番組やこのタレントを、ナンシー関だったらどう書くだろう、書いてほしかった・読みたかった、としょっちゅうしょっちゅう思う。

  • 大食い番組の劣化。

  • 今は亡きナンシーさん、テレビ愛してたんだなぁーと、しみじみ。テレビ番組が、視聴者にイベントを見せる着地点として、すべからく”感動”というお手軽だが無味乾燥なものに持っていく傾向の危うさを提言している。新聞の高校生の甲子園野球記事が”死んだお父さんの遺影を掲げて全力で闘った”などという乗りのものが多いのと同一であり、メディアに携わる人の安直な愚鈍さを考えさせれます。

  • 初めて読んだナンシー関。すごい・・・。彼女以上に、テレビに対する違和感をこれほど言葉で的確に表現出来る人は、これから先出てくるのだろうか。1999年〜2001年の事を取り上げているので、「いたねえ、こんな人」「あったねえ、こんなこと」「こんな人いたっけ?」な感じで読めるから、そういった意味でも面白い。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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