縮尻鏡三郎 下 文春文庫 さ 28-6

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167627065

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    大番屋元締の拝郷鏡三郎の許には、町方の怪事件から老中の心配事まで相談事が持ち込まれる。鮮かに解決する鏡三郎の評判はあがり、遂には将軍から、ある難問を持ち込まれた―最近、長崎での交易が不振となり、赤字が続くようになっている。どうやら、陰に薩摩藩の存在があるらしい。長崎へ向う鏡三郎を待ち受けるものは…。

  • 第一弾の下
    将軍の依頼で長崎まで出向くが、最後には元の大番屋の元締めに
    短編、連続の人情ぽい話に、江戸の事情に精通している展開

  • 下巻。
    「旦那」(将軍)の頼みで長崎へ交易の赤字の秘密を探りに行かされた今鏡三郎
    彼を待ち受けていたものは・・・

    だんだんおなじみになってきたメンバーで、読みやすい
    スラスラーっと読めます
    このシリーズ他に何冊かもらって家にあるので
    引き続き読んでみるつもり

  • 初版本

  • 最後の「元の鞘」がおもしろかった。
    貿易不振の原因を調べに長崎へ。お決まりの賄賂や籠絡のあれこれがあり、命までも狙われる。

    地位や名誉に恬淡として要職に就かず、大番屋に復職したまま引き合い茶屋の婿となる。

    経済のからくりに明るい鏡三郎が、市井に暮らしよろず相談役となる設定。連作の足がかりができた。

    作成日時 2007年05月26日 05:38

  • 同じくしくじり御家人として近藤重蔵の名が出てきたのに吃驚!〜大名家のお家騒動に係わりつつ,地主の津田織部家の家計に関わり嫁の親名代として身銭を切って津田家を救う。老中・水野出羽守が死去し,鏡三郎が解読した長崎会所の仕法書をつてに,長崎に出掛けて損金を出している訳を探ろうとするが,薩摩の後押しを受けているオランダのクォーター女に引っかかってしまい,薩摩の手が長崎の役人すべてに廻っていること,北廻船を使って北の海産物を買い漁り,幕府の上がりを掠め取っている仕組みを知るが,将軍・家斉が実父に官位を受けるため,舅の島津家を通じて朝廷に働きかけた見返りの見逃しでもあった〜汚名返上のため旦那(将軍)から長崎探索を命じられるが,女でしくじって,元の鞘に収まるか・・・。近藤重蔵なる縮尻御家人,露西亜が迫った択捉に碑を建てる・・・渋谷の豪農から自分の地所を抱え屋敷と云うことにしてくれないかと持ちかけられて話に乗り,富士塚を作って蕎麦屋が繁盛すると,近藤は地所内に家を建て嫌がらせをした挙げ句に長男が豪農ら五人を切り捨て,倅は遠島,重蔵は江州にお預け,三男以下は15歳まで親戚預けで改易となった・・・という話は読みたくないなぁ・・・蝦夷地へ渡るまで書きますか? 逢坂先生

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著者プロフィール

1941年兵庫県生まれ。早大法学部卒。85年『大君の通貨』で第4回新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞。おもな作品に『物書同心居眠り紋蔵』『八州廻り桑山十兵衛』『縮尻鏡三郎』『町医 北村宗哲』などがある。

「2016年 『侍の本分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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