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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167627096
みんなの感想まとめ
人間の悩みや葛藤を描いた物語が展開され、主人公は史実に基づく大泥棒としての苦悩を抱えています。関八州という厳しい役割に身を置き、家族との距離や上司からの圧力に悩まされる様子は、現代のサラリーマンの姿と...
感想・レビュー・書評
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史実に登場する大泥棒を題材にした話他。
関八州という役目どころは、なかなか辛いものがありそう。
ほぼ単身赴任状態で、家族生活はままならないし、
上から下から命令や陳情で四苦八苦。
自分の正義感だでは、到底身がもたない。
どこを諦めて、どこはこだわるのか?
そんな現代のサラリーマンをも連想させるシチュエーションが、哀愁さえ感じさせるお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこかユーモラスな主人公の痛快な捕物帖。登がかわいい。
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この作者の魅力は、どこか干された感じの主人公が、時に毅然とした態度で事に臨む姿なのですが。。。
このシリーズ、なんだか普通の捕り物帳になっちゃいましたね。最初は妻を亡くし幼子を連れ、困り果てた中で仕事にも手を抜けず、といった背景が良く描かれていたのですが。
だんだん、謎解きのような方面に力が入り、その分人間像が甘くなったように思えます。しかも、その謎解きが強制付会で。。。。
と言うわけで、チョット低い評価です。
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収録作品
・大山鳴動馬一匹
・劇盗日本左衛門の嘲笑い
・浪人喬四郎の笑み
・彫物大名の置き土産
・女手形の女
・虚無僧の後ろ姿
・蔑みの視線
・斂堂の陰謀
知らずに借りたら、シリーズものの途中の巻でした。
で、最初の作品を読んで勘違い。
連作短編集だと思ったのです。
だって、あんまり終わり方がすっきりしてないから。
でもこれは、連作短編の振りをした長編作品になるのではないかな。
確かに作品ごとに事件は起きるのだけど、犯人たちに出し抜かれてばかりで全然事件が解決しない。
カタストロフィがない。
でも長編だとすると、途中で事件が解決するわけもなく、出し抜かれたり勘違いしながら少しずつ犯人たちに近づいていくのは、当たり前。
核になる筋は二つ。
悪党を江戸送りにするのは、地元の村が人手も金も負担しなければならないため、小さな村をいくつも組合としてまとめ、一件当たりの負担を軽減するという事業について、十兵衛が素案を練るというもの。
もうひとつは30人ばかりで押し込み盗賊をするグループのリーダー(?)二代目日本左衛門の正体を暴くこと。
関八州(つまり関東地方)を、悪党を追いかけあちこち出かけていく桑山十兵衛は、勧善懲悪の捕物帖とは違い、江戸時代を舞台にした、そこそこできる万年平社員の哀愁を漂わせている。
さて、シリーズをとおして読むべきかどうか。
迷うなあ。
小説として面白いというよりも、江戸時代の勉強になるんだよなあ。
うーん、どうしようかなあ。 -
佐藤雅美さん、初めてです。
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虚無僧と江戸幕府の関係が面白い!
相変わらず、自分を捨ててでも遮二無二
自分の推理を証明したい骨がありますね
今回は成り行きで買う羽目になった馬の
いきさつ(最後はすっとします)が、
タイトルにもなった日本左衛門(盗賊)
もどきにも関わって、八話一年半で解決
うまくできた時代小説なのと、時代考証
が徹底されている
この作者の江戸時代の通貨に対する作品
は学者の論文のようです -
初版本
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