- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167627133
感想・レビュー・書評
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久々にヒットの予感。縮尻鏡三郎と呼ばれる御家人は、、評定所留役としてエリートコースを邁進していた。幕閣内の政争に巻き込まれて失脚も、上役の世話で現在は大番屋の元締め。江戸に暮らす人々の萬相談事が持ち込まれる。
次から次へと持ち込まれる相談.噂に聞く事件などが絡んでひと騒動。
当時の実際にあった事件も絡めて、実にリアルな人間像が出来上がっている。
残念なのがこれがシリーズ一作でないこと。
第二弾。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安定の面白さ。江戸時代のお上側の決まりや考え方がよく分かる。
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縮尻鏡三郎シリーズ 第2弾
一応シリーズだけども これだけ読んでもわかる内容だった
前の作品(第1弾)を読んでないので いつか読みたいな^^ -
第二弾
八編の短編集、全体の流れは続いているのだが、そんなに気にする必要はない。
派手さは全くないが、一風変わった感じで読める。 -
シリーズ2冊目。
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縮尻御家人の拝郷鏡三郎シリーズ第2段
娘夫婦に家を譲って御隠居となった鏡三郎
相変わらずいろんな相談事に振り回されてます^_^;
今回は、娘夫婦の危機も。 -
初版本
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いわゆるエリートコースから脱落した縮尻(しくじり)御家人、拝郷鏡三郎が現在でいう留置場にあたる「大番屋」の元締となって江戸市中の揉め事を解決…という話。
シリーズ第1作があるらしく、これは2作目にあたる連作短編。壮大な事件の香りがしても、わりかしそんな事かい!とつっこみたくなる様な肩すかし的オチが待っていたりします。人間間違いを犯すのに、そう大層な理由はいらんということでしょうかね。